vampire 65
並盛一大きいと思われる巨大デパート店に向かっていく。やはり近場で買う方が搬入が早い。

電化製品はもちろん、なんでもそろう万能デパートだ!


「洗濯機、ベット、机、椅子、棚、箪笥、テレビ、炊飯器、調理器具諸々…でかいものは大分揃ったな。」
「本当だね!いやぁ早くあのフカフカベットに寝たい!!」
「お前家具カラフル過ぎだろ。」
「パステルシンプルと言ってくれ。」
「あっそ。」
「次は大きな鏡と雑貨品だね!食器食器ー!」
「あんなにめんどくさがってたくせにノリノリだな。」
「来るまでがめんどいんだよね買物って。来たら楽しい!!あと服とアクセサリーと本とゲームも買いたい!!」
「…明日何回ハンコ押せばいいんだ。」


買ったものは小物品以外ほとんど全て明日運送。一体何万使ったのか、領収書見るのが恐ろしいです。


「疲れたーっ!!」
「さぁ次だよ獄寺!!」
「くっ…なんなんだコイツ体力ありすぎだろ…」


その一日、宝にとってはあまりに短く、獄寺にとってはあまりに長い一日だったとか。


「…ふぅ………疲れた時には糖分だな。」
「あー楽しかった、また行こうね!」
「絶対行かない!!」
「えー!?まだ買い足りない!」
「まだ!?食器とか全部そろえたじゃねーか…。」
「うん!食器とかは大満足なんだけど…鞄と靴と服とアクセサリーとメイク道具がね〜。やっぱり都心まで行かないと!!」
「ハルとか笹川達とかと行けよ…」
「ハル達はハル達で楽しいけど獄寺と種類が違うの。似合うとか似合わないとかズバッと行ってくれるし!今日が1番楽しかったよ!!」
「……そうか。」


ちょっと嬉しかったり。それから半月に一度はショッピングに付き合わされるようになるなんて、この時の獄寺はまだ知らなかった。





(日和が楽しそうに笑ってるから…まぁ悪い気はしないけど本当に疲れた…家具一式そろえた時点でへとへとだったのにあんまりだろ……。)


(あー、楽し!いーじゃんショッピング楽しいよ!!ラスベガスでいっぱい稼いどいてよかったー!!)













ぐっ、 ぐりぐり……


「っあー…、ゴッドハンドの持ち主だ…ピンポイントでいいとこつくなぁ…」
「ふふん、いったでしょ?マッサージ得意だって!」
「っ!!……おおっ……。」



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