星海に散る
鶺鴒の歎きを聞け
麗しき月天子よ
玉響の逢瀬
勇み踏み鳴らす石畳
流れていきなさい
輝く星宿と成り
消え逝く者への憧憬
たゆたう記憶
ガラス越しシンパシィ
見上げた空は海松色
彼を殺す祝詞
埋もれた骸
右手に銃を、左手に愛を
この涙は昨日の自分へ
もっと労り給えよ
未来へ捧ぐ夢物語
生憎、狂った演技は得意なので
堕ちた皇帝
朱華に色付けた君の姿
人の為に偽ろう
創世の波紋
暮れてしまえばそれでお終い
冬の時雨
死すべくして死ぬなら本望
彼方より手招く
雑踏に消えた
わたしを呼ぶあの濁声
邂逅を希う
この期に及んで未だ縋るとは
ゆるやかに崩壊
あの日見送った影法師
無限に繰り返す夢幻
無垢だからこそ
なんて脆い身体なんだ
廃墟への音連れ
飲み干す暁露
犬も食わぬ茶番だな
今から云うことは全て嘘です
血混じりの恵雨
誓えよ、絶対的な服従を
謳えぬ鶯
聖公女の憂鬱
どうしても告げられない
白紙のままの日記
泥に塗れた喜劇小説
杯に戴く快楽
昼と夜の境界線
何処かで切り替わった私
破滅願望所持者にこのスイッチを(それが何のスイッチかは知らないけれど)











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