農場エリアに着いた湊とレオンは青コインを撃てという張り紙を見つけた。
「青コインだって。あ、あれじゃない?」
「そうみたいだな」
「ちょ、ちょっと待って! あれ、僕に撃たせてくれない?」
「なんでだ?」
「射撃の練習したいんだ。駄目かな?」
「なら、仕方ないな」
と、指差す先にあるのは青コインだ。レオンが銃を構えるも、湊は慌ててレオンを止めた。不思議そうな顔をしているレオンに湊は言葉を付け足す。すると、レオンは湊の頭を撫でて了承してくれた。
な、何で頭撫でたのかは分からないけど、やらせてくれるなら頑張らないと。
木にぶら下がっているコインを狙って打ち抜く。一回で成功した。ラッキー!
途中、銃声に気づいて出てきたガナードはレオンが倒してくれた。綺麗なフォームの蹴りがとても素晴らしいと思います。
アシュリーの手がかりを探しながら農場を見て回る。
「手がかりはなさそうだな…ミナト、何を見てるんだ?」
「んー? これ、どうやって取ろうかなぁって」
肥溜めの奥にあるネックレスを見ていればレオンが声をかけてきた。肥溜めはかなり臭いので近寄りたくない。そのため、少し距離は離れている。
「それなら、ふたをしよう」
そういってレオンは肥溜めのふたを支えている棒を撃った。棒は弾き飛ばされふたがしまった。ついでに、かかっている部分を狙ってネックレスも落としてくれた。
「おおーっ! かっこいい!」
「そうか?」
狙ったところを撃てるなんて、流石はレオンとしか言い様がない。
それから、すべての青コインを撃った後、次に進むことになった。
進んだ先はダイナマイトが仕掛けられていたりトラバサミがあるから足元にも注意しなければならない。
「あれは…ダイナマイトか?」
「うえ、ダイナマイトって…やばいね」
ガナードが湊たちに向かってダイナマイトを投げる。ひぃ、と短く悲鳴を上げながら距離を取れば爆発した。爆風が予想以上より凄く、腕でガードした。
レオンは遠距離からダイナマイトを持ったガナードを仕留めていた。手から落ちたダイナマイトは他のガナードたちを巻き込んで爆発した。