・現パロ食満長
・エロギャグ(R15)
・アイスで遊んでます
・暑さにやられたみたいです







はい、と手渡されたのはハーゲソダッソだった。


ひゃっ!


悶々とした室内に嫌気がさす。クーラーを付けないのは今流行りのエコではなくて、ただ単に金が無いから。1LDKの風呂無しボロアパートに誰が好んで住むというのか。俺はそんなにMじゃない。
そんな部屋に時折やって来るのは昔からの友人、というか俺の好きな人。玄関を開けると汗に濡れた長次が居た。はい、と手渡されたのはハーゲソダッソ。

「おう、何これ」
「今日は暑かったから」
「ちげーよ、何、特売?」
「コンビニで買った」

金持ちか。誕生日にわくわくしながら自分用に買う物の代名詞がハーゲソダッソだろうが。それを何こんな普通の日に買って来てんの!しかもコンビニって定価だろ!

「…まあ上がれよ」
「うん」

暑いだろうにこの灼熱地獄の空間に文句も言わない。クーラー付けろとか言わないのか。ハーゲソダッソ買ってくるくせに。
パタパタと首元を仰ぐ姿がエロいと思った。ああ、暑さで頭がやられたみたいだ。いつもムラムラしてるけどな、むかつくから暑さのせいにしておく。

「抹茶と苺がある」
「どっちでもいい」
「…じゃあ苺」
「可愛いな」

どろどろ。溶けかけのハーゲソダッソをハーゲソダッソ専用のちょっとリッチな例のスプーンですくう。口から零れた苺味のハーゲソダッソを舐めると長次の味がした。
半分こ、そう言って抹茶味のハーゲソダッソを口に入れる。甘いのに苦い、長次みたい。

「長次のもちょうだい」
「…汚い」
「汚くねーよ」
「ひぁ…っ、ちょ…」
「甘いな」

ねちょねちょ、ぺちゃ、ああこれが高級菓子の御味。ガソガソちゃんには成せない御味。まさか。どっちも美味いじゃねーか!

「服が汚れる…」
「俺の貸してやるよ」
「嫌だ…あっ」

ハーゲソダッソを首元に、それからシャツを脱がせて胸に垂らしてやる。ああっと声を出す長次が可愛い。

「ひゃあ…あっ、やめ…」
「長次の甘い」
「あ、悪趣味だ…」
「自業自得じゃん」

貧乏人にハーゲソダッソなんて買ってくるからこうなる。大丈夫、普通に食べるより何十倍も堪能してるよ。
ハーゲソダッソを垂らして舐めると、胸の突起が硬くなる。舌先でちょんと触れて、それからべろりと舌全体で。身体をのけ反らせてああっとかううだとか声を抑える長次が可愛い。声出して良いよ、ちょうど隣人の喘ぎ声に迷惑してたところだ。(隣人はきっと男しか連れ込まない俺を童貞だと思っている)



「はあ…っ、疲れた…」
「可愛くないこと言うなよ」
「だって…」

良い具合に張り詰めた、汗だくのズボンに手をかける。長次は予想以上に抵抗した。

「やめろ、もういい…!」
「何言ってんのこれからだろ」
「体中べたべたする…」
「後で二人で風呂入ればいいじゃん」
「…この部屋に風呂なんてあったか」

ショック!ラブホテルにすら劣るマイルーム。悔しいので唯一の文明機器、冷凍庫から一昨日4割引で買ったガソガソちゃんを取り出してみる。ヒットバーでも良かったんだけど、やっぱり夏はソーダだろ?

「な…」
「俺のだと思って舐めて」
「…お前のはこんな長方形だったか」

細かい事は気にするな、友人の言葉が頭に浮かぶ。ヒットバーでも良かったんだけど、流石にあれよりはでかい筈である。

「ん…」
「噛むなよ」
「…本当やめてくれ…知覚過敏に滲みて痛い」

馬鹿か!その眼鏡は伊達か!
俺がガソガソちゃんを尻の穴に入れる方法を真剣に考えてるっていうのに。知覚過敏が何だっていうんだ馬鹿長次!

「うあっ…ちょ…」
「まだ指しか入れてない」
「あ…あっ…まって…」
「何、もうイきそう?」

指がすんなり入るくらいぬるぬる。あっついね、乳首はハーゲソダッソで冷やされてるのに長次の中は暖かい。入れたい入れたい入れたい!入れたいのを我慢して長次のそれに触れる。カップに残ったハーゲソダッソ(もう既に液体と化していた)を手にとって。

ぺちゃぺちゃ、
あっ、またおっきくなった!

「水風船みたい」
「…はあ…っ…原理は…変わらんが、っ…何か違う」
「ふうん、さすが大学生」
「こんなの…っ…高校で…習った…」

びくん、びくん、
ここ?ここが気持ちいいの?

「はあ、あっ、も…だめ」
「まだ出すなよ、」
「っ…ん…」

ハーゲソダッソを垂らして、そのままそれを口に含む。舌先で触れた先端、暖かい。

「もうちょひ我慢ひて」
「なん…っ…はあっ、」

床で半分液体になったガソガソちゃんを手にとって、それを後ろの穴に入れる。伊作に言ったらぶん殴られるかな。尻の穴に異物入れるのが趣味なのは認めるけど、程々にしてよ!って泣きながら言うんだきっと。

「あっ…む、むり…っ」
「気持ちいい?」
「ひゃ、あっ…も…だめ」

奥を指で掻き回す。口にしたそれは甘ったるい。ここが安いボロアパートで良かった。床が汚れても気にならない。

「あ…あっ…」

ハーゲソダッソを塗りたくられて、それから自分だけ全裸にされる。後ろの穴をひくつかせて、ぽとぽと零れた汁はソーダ味。俺だったら堪えられないな、こんな仕打ち。そう思いながらも俺だってもういっぱいいっぱい。


吐き出された白濁の液体は苺と混じって苺みるく味。

なーんて!


「気持ち良かった?」
「…馬鹿」
「はは、まだ付き合ってよ。これから全部舐めるんだから!」
「は…」
「風呂無しボロアパートって辛いよな」

抹茶と苺とソーダと、長次の体液に塗れた口を舐めながら思う。フリーター生活も捨てたもんじゃないね。



※使用したアイスクリーム各種は食満が責任を持って処理しました


ーーー

高卒フリーター食満×大学生中在家
ハーゲソダッソとガソガソちゃんとヒットバーに全力土下座

人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -