雨の日はなんだか憂鬱
愛々傘
雨上がりの午後は君とシエスタ
心地いい陽だまりに目を細めて、君のかわいい寝顔に微笑んでみた
あなたに包まれる幸せに夢心地
俺と彼女とあの子とあいつの幸福論
わたしたちの不毛でいて報われない恋の話
喜怒哀楽をぶちまけろっ!
僕と君は決して交わらないけれど、きっとこれからも一緒に歩いていくんだろうね
嫉妬でぐちゃぐちゃになったわたしはどんなに汚くて、どんなに醜いのだろう


好き+好き=大好き!
99%の愛と1%の絶望で生きている
嘘つきなわたしと傲慢で俺様なあいつ
さよなら、そう言ってきみは涙を拭った
なにもできないぼくを恨めばいいよ
好きと嫌いを足して2で割ったらちょうど良くなるよ
愛してるなんて、そんなことよく言えるよね
傷を抉ってぺろり
君との思い出は綺麗に全部忘れてみせるさ
おかしいな、悲しくないのに涙が出るよ


恋をして愛を知った
愛を知って恋に落ちた
恋を知って、愛を知って、君を知った
君に恋をして、あなたに恋をした
恋に落ちて、君に溺れて、愛に滲んだ
恋と嘯く君はなんて愚かで滑稽で可哀想なんだろう
世界で一番うそつきな君が大好きで大好きで大好きだ
わたしが好きならどうかあなたの手で奪ってください
愛したいのに愛せないのはわたしが臆病だから
「愛してるよ」その言葉が嘘にしか聞こえないの、ねえどうして?


スプーン一杯の恋心
乾いた愛をひとつまみ
あなたのために愛を囁くよ
ねえ早く気づいてよ(これが偽りの愛だってことに)
バカバカしくて笑えてくるね、わたしってほんとバカみたい
君への愛を切って裂いて繋いで解いてバラバラにしてみたよ
もう君なんか好きじゃない、でも嫌いでもない
なにも感じない空っぽなわたしでもいいですか
特技は無表情、趣味は人間観察です
たぶんわたしは人間じゃなくて人形なんだよ(だって心がない)


哀を愛して
君の哀、僕の愛
君が哀色に染まる頃
背中合わせの恋心
わたしには心がない、愛がない
ねえ、あなたの愛を教えてよ
哀しみにのせた愛を一粒
ひとりぼっちは哀、ふたりぼっちは愛
死ぬまで愛してくれるって言ったじゃない
本物なんかいらない、偽物だっていい、あなたが欲しいの


わたしの秘密を教えてあげる。だからずっと傍にいて
哀が滲む、愛が霞む
あい、アイ、哀、愛、かなしいの
愛に浮ついて、哀に溶けていく
言えないことはたくさんある、たとえ君が知りたいと思っても
君が死んだら迎えに行くよ
一粒の涙には幾万の愛が詰まっている
君の哀愁に滲んだ横顔に見惚れた
愛を重ねて、情を添えて
融けて、滲んで、薄れて、消えて


無理やりにでも奪ってやりたかった
こんなに好きなのに、こんなに想っているのに
どうして僕の想いが届かないんだろう
君の赤い唇を犯してやりたいよ
僕色に染めてあげようか?
君にはきっと赤が似合うよ
赤く染め上げて、誰よりも綺麗に着飾ってあげる
君の心臓と僕の心臓を交換
あなたを見てると涙が止まらない
永遠なんかない、わたしたちに未来なんかない


不自然な愛され方
あなたの望む人形になりたかった
無機質で無機物なわたしを愛しなさい
人が支え合って生きてるなんて、そんなの嘘っぱち
痛みを感じる心なんて無くなればいい
わたしも、あなたも、あの子も、あの人も、どこまでも狂っているのね
無情の海に溺れたよ
手のひらに滲んだ君と僕の夢模様
わたしの心は曇天色
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -