涙声でさようなら
気付いた時には遅かった
何もいらないから君がほしい
もう涙は枯れてしまったの
いつかの約束を果たしましょう
唇を塞いで囁いた
きみを蹂躙したい
困難を乗り越えた先に見たものは、
今日の君はとても魅力的だ
果たして溺れたのはどちらだ?


漠然とした恐怖が僕を闇の中へと引き摺りこんでいく
繋いだ右手を固く握りしめる
ねえ、ぎゅって抱き締めて
密かに静かに恋をした
臆病者で結構です
白い背中にそっと指を這わせてみる
瞳に薄く涙を滲ませた
約束だよ、わたしが君を守るから
密やかに空気を揺らした
その頬に一粒の大きな涙が流れた


私を攫ってよ、そしてあなたのものにして
言わなきゃ伝わらないこともある
悪足掻きはおやめなさい
僕を幸せにするのも不幸せにするのも君次第
運命は変えられる
君を真っ赤に染めたい
血濡れの午後を君に
涙に溺れて消えてしまいたい
最初で最後のくちづけ
ファーストキスは涙の味だった


君はあの頃から何も変わらない
口説くにはまだ早いようだ
かくれんぼは得意なの
三度目の春、桜の下で
信じたいけど信じたくない、だって私は
恋にはね、色んな色があるんだよ
さあ、恋をしようよ
蜂蜜色の午後を召し上がれ
永遠を信じるなんて馬鹿げてる
もう顔も見たくない、声も聞きたくない


全部リセット出来たらどんなに素晴らしいだろう
生まれ変わるなら今度は君の隣がいいな
ふざけないでよ、
夢見るばかりの女じゃない
あなただけが特別なんて誰が言ったの?
嘘をつくならバレない嘘をつくべきだ
運命なんて言葉で片付けないで
運命に抗ってこそ、私という存在が否定されずに生き続ける
私の未来は私のものです
君を蝕む毒になりたい


現実との完璧な隔離
そう、わたしはあなたから逃げ出した
これ以上あなたに依存したくない
風になびく草原にひとり
満面の笑みでさようなら
詰めていた息を大きく吐き出した
誰が聞いているわけでもないのに私は告げずにはいられない
死神の腕をすり抜けて生き残った
きっと明日も晴れるだろう
空を覆う蒼が眩しいよ


すべてが終わり、そして始まった
未来の自分に自嘲の笑みを
運命の女神はいつまで味方でいてくれるだろうか
凄まじい咆哮
夜を彷徨う子供たち
目の前に広がる光景は果たして現実なのだろうか
この世界のすべてを知りたいなんておこがましいにもほどがある
ごめんなさい、駆け引きは苦手なの
やがて世界は眠りに落ちる
僕たちはどこに向かうのだろう


さあ、長い夏がはじまるよ
夏こそ私の季節
かき氷もいいけどやっぱり夏はスイカでしょ
蒼い空と青い海
鎖骨を伝う汗が艶かしい
夏も君の温もりを感じていたい
白い砂浜と君と僕
浴衣姿の君って色っぽいんだね
りんご飴を頬張る君は子供みたいで可愛いな
今年こそ幸せな夏を過ごそう
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -