無気力男子と無気力女子
頬を伝う涙がこんなにも愛しいなんて
凍てつく月を見た夜
たゆたうぼくの夢
美しくも残酷な世界を罵ってみた
生と死のメビウス
運命なんて曖昧な言葉で片付けないで
わたしはわたしの運命を呪いたい
モノトーンな世界
道化師の気まぐれ
蒼穹の月
虚無が霧散したどこまでも蒼い空
どうか、どうか、永遠でありますように
神様を失った日
あなたにすべてを贈ります
初恋と鼓動
同情でも憐れみでもいい（だから、お願い。抱き締めて）
残り香に恋をした
艶やかな首筋の誘惑
爪先まで愛して
モノクロの世界で生きていきたい
あなたの隣は空いていますか？
cheerful girl淑女が恋した青年
青年が愛した娼婦
あの子を見つめるあなたの瞳はまるで恋をした少年のよう
幸福を信じたい女の子
現実しか見えない男の子
思い出だけが悲しいエンドロール
あなたと出会ったあの日からわたしはずっと恋をしている
ハッピーエンドだけじゃ終われない
カフェオレみたいな甘い恋
あの青空に向かって叫びたい「愛してる」
依存と嫉妬の狭間に揺れる
執着と束縛が鬩ぎ合う
きみを離せない、離すことなんてできない。
籠の中で飼ってあげるよ
ぼくたちの箱庭は狂気と愛で溢れてる
バッドエンドなんかじゃないよ。これは紛れもないハッピーエンドだ。
きみのなかにぼくだけを刻んであげる
淑女と魅惑のランジェリー
きみの誘惑は甘美な匂いがする
あなたの遺伝子が欲しい
身勝手なわたしを赦してください
忘れたくない思い出は瓶に詰めて大切にしまっておくことにします
綿あめのような初恋のような甘くてむず痒い夢を見ました
そうしてもう一度恋をする
私はいつまでもあなたを忘れない。ときどきはわたしを思い出しください（そして少しでいいから泣いてください）
きっときみは特別なひとになるのだろうね
ワンピースの似合う彼女
夏空の下、きみとふたりで帰路につく
白い砂浜と貝殻とかき氷
夏祭りとりんご飴
浴衣と花火と色っぽいきみの横顔
夏の夜の夢
あなたを好きになった日に失恋しました
きみがかわいいことくらい出会ったときから知っていました
まどろみにくちづけ
目覚めたときに君が隣にいてくれたらどんなに幸せだろう
艶やかに密やかに淑女は微笑むわたしの心臓を奪ってください
ドリーム・ドリーム
ハートの国の王子様
お嬢さん、お手をどうぞ
うそつきの末路
当たり前になっていく日常ほど怖いものはない
初恋を色に例えてみる
月夜に捧げた白い薔薇
しあわせをかぞえる
薬指の誘惑
拝啓、五年後のきみへ
濡れた睫にくちづけを
わたしはもう一度あなたに恋をする
真白に染まる頃
孤独に生きる僕たちは、
錯綜する憎しみと愛
罪の重さを知る
あなたがほしい、あなたが足りない
体も心も、残さず全部食べてください。