キャラ座談会 4

01 最近気になっていること
〈クロロ・ノブナガ〉

クロロ:お前のヒゲ、なかなか良いよな。
ノ ブ:どうしたんだよ急に。
クロロ:最近気になっているんだ。お前のそのヒゲ。
ノ ブ:前からあるじゃねえか。今ごろ気になるもんじゃねえだろ。
クロロ:いや、そうなんだが……。実は俺も付けてみようと思う、ヒゲを。
ノ ブ:……一応言っておくが、これは『付けヒゲ』じゃねえぞ?

クロロ:!

ノ ブ:驚くな!付けヒゲなわけないだろ。何言ってんだよ団長〜。
クロロ:そうだったのか……。
ノ ブ:でもなんでヒゲ生やしたいんだよ。団長はないほうが似合うと思うぜ?
クロロ:一度やってみたいんだ。
ノ ブ:まあヒゲなんて剃らなきゃ生えてくるからな。やってみたらいんじゃね?それより俺は、団長がなんで上半身裸の上にコート着るのかが気になる。
クロロ:俺の肉体美が気になるわけだな。深い意味はない。ただ露出したいだけだ。
ノ ブ:……俺の話聞いてるか?
                       
02 嘘みたいな本当の話
〈ノブナガ・パクノダ〉

ノ ブ:この前団長が、俺とペア組む仕事で休みやがったんだよ。
パ ク:え、珍しいわね。何かあったのかしら。
ノ ブ:ドタキャンだぜ?ありえねえ。
パ ク:きっとよっぽどの理由があったのね。理由は聞いたの?
ノ ブ:ああ。腹が痛かったそうだ。
パ ク:……腹痛?
ノ ブ:そうだ。ふくつー。
パ ク:…………。
ノ ブ:なんだよパク。
パ ク:……貴方それ、易々と納得したの?
ノ ブ:だって腹痛いって言うんじゃ仕方ねえだろ?他に何ができるって言うんだよ。

パ ク:今本当の、嘘みたいな本当の話を聞いた気がしたわ。
       
                  
03 教師生徒間の恋愛ってアリ?
〈クロロ・コルトピ〉


クロロ:微妙だな。微妙すぎる。
コ ル:何が微妙なの?
クロロ:教師と生徒といっても人間だろう。第三者的にはナシだが、いざ自分がその立場になればアリかもしれない。
コ ル:都合良いね……。相手はダメだけど自分はいいパターン?
クロロ:俺は“アリかもしれない”と言っただけだ。“アリ”とは言っていない。

コ ル:それこそ都合良いね。

クロロ:そういうお前はどうなんだよ。
コ ル:僕はナシだと思うよ。好きになっちゃうのは仕方ないけど、それと恋愛するってことは違うと思うから。
クロロ:やはり聖域ということか。
コ ル:なんだろうな…。ちょっと危ない関係に見えるから好奇心も刺激されちゃったりするのかな。
クロロ:かもしれないな。俺は学校というものに通ったことはないからそこまで分からないが。

コ ル:え?学校行ってなかったの?

クロロ:というか学校がないんだ、流星街には。
コ ル:あ、そうなんだ……。
クロロ:字の読み書きは大人から教えてもらった時もあったが、ほとんど独学だ。
コ ル:へえ……。やっぱり大変なんだね。
クロロ:子供を集めて教えてくれる人もいたな。俺にとってはその人が先生だったのかもしれない。
コ ル:そっかあ。
クロロ:本を読むのだってゴミ山を漁らなくちゃならなかったし、破損がひどくて読めないものも多かった。
コ ル:……あ、あの団長…。
クロロ:今ではたくさん本が買えるようになった。嬉しいことじゃないか。

コ ル:(な、涙を溜めて思い出話しを始めたぞ……!)



04 根に持ってます
〈ノブナガ・クロロ〉

ノ ブ:なんでヒソカを入団させたんだよ。
クロロ:いきなりそれか。まずは理由を聞こうか。
ノ ブ:俺あいつとウマ合わねえから。
クロロ:それだけか?
ノ ブ:それだけだ。ヒソカを入団させた日から今まで、ずっと何でだよって思ってる。
クロロ:仕事ができれば問題はないだろう?こだわりすぎじゃないのか。
ノ ブ:そうも言ってられねえぜ?
クロロ:どういうことだ?
ノ ブ:団長のいちごヨーグルト食ったの、ヒソカなんだよ。
クロロ:な…、なんだと…!
ノ ブ:あれ好きだったんだろ?全部食われたみたいだったな。

クロロ:あいつだったのか。………もしもしヒソカか?

ノ ブ:(で、電話し始めた…!)

クロロ:お前か、俺のいちごヨーグルトを食べたのは。……俺のだ。あとから買って来いよ?
ノ ブ:……。
クロロ:……三日以内だからな。……それじゃ。……ふう。これで試す時が来たな。
ノ ブ:そんなムキになんなよ……。って試す?何をだよ。
クロロ:新技だ。まだ一度も人に使ったことがない。
ノ ブ:ま、まさか団長……。
クロロ:犯人が見つかった時に使おうと、ずっと温めていたんだ。楽しみだ。

ノ ブ:すごい根に持ってんだな。



05 寝起きに会いたくない人
〈ウボォー・マチ〉


ウボォ:お前だな。絶対にお前だ。
マ チ:はあ?何であたしなのさ。
ウボォ:他に思いつかねえもん。朝とかすっげ機嫌悪そう。
マ チ:そんなことないよ。っつかウボォー、あんたの方が寝起き悪いんじゃないの?
ウボォ:俺?心外だぜ、そんな風に言われんのは。
マ チ:だってヨダレ垂らしながら寝てるんでしょ?起こそうとすると抱きついて来てヨダレ付けられて困るって、シャルが言ってたよ。
ウボォ:ぬお!?んだよそれ初めて聞いたぞ。
マ チ:覚えてないだけじゃない?にしても抱きつくって…。

ウボォ:ね、寝ぼけてるだけで変な意味じゃ…!

マ チ:じゃなくて。あんた力強いしシャルが可哀相。抱きつくってより、絞め殺すのが近いんじゃないかな、表現として。

ウボォ:お前本当に言うなあ……。そこまで言われると感心するぜ。
マ チ:そ?ありがとう。



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