虚仮倉庫_GMひよにし屋L | ナノ

Garden


虚仮倉庫


参加者


GM.ひよにし屋
PL.シルフ/鷺ノ宮櫂
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GM:それでは、インスタント「虚仮倉庫」を開始致します。よろしくお願いします!!!!!!!!
櫂:宜しくお願いします!!!!!!!!!!!!!
GM:その日の夜は、君にとって眠れないものとなっていた。
GM:RPどうぞ
櫂:ベッドの上でごろごろ。…どうせ起床時間が決められてるわけでもなし、適当に廊下をうろつくのもいいかもしれないと思い始めている。
GM:ふと、君の前に扉が現れるだろう。
丈夫な木製のドアも、月光で輝くドアノブも、全てが白い。
櫂:「………」おや。目をぱちり。
一応もしもに備えて持っていきたいものを周囲に置いてからおーーーーーぷんっ
GM:扉を開けた先には、真っ白な都市がある。
あらゆる建物や無機物が白を宿して、君を迎え入れようとしているだろう。
櫂:…なるほど。じゃあ持ち物持ってその中へごーごー。
GM:【箱都市】
GM:扉を潜れば、もう眠気が訪れる余地などない。
君が景色を見渡せば、白い箱に入っている都市だということに気付く筈だ。
普通なら発狂してしまいそうな程の白だが、
まるで夢の中のように、精神は穏やかであり続けるだろう。
澪:「こんばんは、久しいのだろう」そう言って、笑って迎える。
櫂:「ええ、こんばんは」同じように微笑んで、軽く会釈する。
澪:「今回は、何か企み事でもあるのかい?」
櫂:「ん、」思わず漏らした笑い声は、無邪気な子供のような軽さをまとっていた。
「さて、どう思いますか?」
澪:「では、私はこう返そう。"いってらっしゃい"、と」
「君の知る要哉が、こたえてくれるかもしれない。でも、"彼"でいいのかい?」
櫂:「?」首をかしげる。「…どういう意味です?」
澪:「さて。私は私の範囲で事実こそ知り得るが、全人類の心の中を野放しに曝け出せる程の力は持っていない。
君がその手に持っているプレゼントのことは知っているが、意図は皆無だ。
だから、まずは尋ねよう。此処は全ての『無意味』が集う場所だ、そんな場所に、
"無意味にいる"、"無意味な"要哉に渡すのかい。それは、"無意味"じゃないか?」
澪:何てことのないように、君にそう述べた。
櫂:「……」数回ほど、まばたき。それからぷっと吹き出した。
「っふ、ふは、っふ、はは、」失礼、と言いつつも彼は明るい笑い声を溢し続けている。
その表情、声の色だけ見れば爽やかな笑い声。
「やだなぁ、」「そもそも意味があるわけないじゃないですか」
櫂:僕のこういに。そして彼は、綺麗に微笑む。
澪:「ならば、いいだろう。要哉の反応は価値があるかもしれない、それならそれで何よりだ」
そう言って、倉庫に続く階段を手で示す。
櫂:「ふふ、ありがとうございます」
「……そういえば、あなたにも贈り物を用意していたら、受け取ってくれましたか?」
澪:「受け取るだけになってしまってもいいのなら」そう言って、頷く。
櫂:「十分すぎるくらいですよ」くすり、笑って階段へ。
GM:『澪』は君を見送った。
GM:君は階段を下りていく。
GM:・
GM:・
GM:・
GM:【虚仮倉庫】
GM:まるで、中自体が別世界のよう。
脆くなった壁や天井の一部に穴が開いており、そこから光が差しこんでいます。
貴方が階段を下りる度に、今まで入ったダンジョンの記憶が蘇ってくることでしょう。
全て思い出し、地に降り立てば、
あらゆるガラクタが部屋を覆い尽くす空間に、誰かがいるのを発見できます。
要哉:「どいつもこいつも」椅子に逆に座ってる
櫂:「……………」
櫂:シークレットダイス
要哉:「この前から俺ばっか指定しないでくれる?」ケッ
櫂:ヒップバッグから小さな箱を取り出し、す、と息を吸って
要哉:お、お?(身構え)
櫂:彼の元にゆっくりと近づき
櫂:と思ったらいきなり走り出して「はっぴーーーーーーーーーばれーーーーーーーんたいーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!」と言いながら箱を顔に向かって投擲します。
GM:くそwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
要哉:choice[反射神経避け,取消BBBBBB,顔面に当たることからの解放]
DiceBot : (CHOICE[反射神経避け,取消BBBBBB,顔面に当たることからの解放]) → 反射神経避け
櫂:顔面に当たることからの解放じわる
要哉:「頭とち狂ったか!!!!!!!!!!!!」思わず横に避ける
櫂:「せっかくの贈り物なのに…………(´・ω・`)」
要哉:「いやいつもか」そして拾いに行く
櫂:なかに入っているのは小さなスノーボールクッキー。
15個ほどのそれは、真珠の色にも似た白い粉がかかっていて
少なくとも見た目は非常に綺麗だろう。
要哉:「……」不器用に包みを開けー
「お前さ……」箱を開封しー
「野郎の、しかも俺に何でバレンタインとかあげてるの?さみしいの?」一つつまんで食ってる
要哉:「あ、そんなに甘くない」食える
櫂:「え、嫌がらせ以外の理由が見いだせるの…?」かわいそう……(?)と手に口をやっている
要哉:「何で俺が哀れまれてんだよ逆だろ!?」
櫂:「ごめんね、好意を込めた方が良かったかな…?」
要哉:「キモチワルイノデヤメテクダサイ」
要哉:「え?用事これだけ?」
櫂:「わかった。次からは気持ちもきちんと詰めて作ることにするね」
「(*゜▽゜*)?」
要哉:「帰ってもいーし漁ってもいーけど」二個目もぐ
櫂:「んーどうしようかなぁ……」周囲をきょろ、と見回す。
要哉:「その他は何も面白くないと思う」
要哉:第三の選択肢的な意味で
櫂:「そうかなぁ。ここもなかなか面白い場所だと思うけど」
要哉:「そうかあ?」三個目もぐ
要哉:さすがに食い続けるとあっさりした甘さでもあれかもしれないという顔をしている
櫂:「ところでここって君以外にも誰かいるのかい?」
要哉:「いるけど出てこないよ」
櫂:「へえ…どうして?」
要哉:「んー……」椅子に足を乗せて、少し考えるそぶり。「澪が赦さないから」
櫂:「ここに入れるのは二人まで、って?」僕と君合わせて
要哉:「いや?入ろうと思えば入れる。そのやり方で手を貸すのは一人まで……が正しいかもな」
櫂:「ふうん……………」
櫂:「…………そういえば前に力? 手を借す? とかなんか言っていたけどそれは?」君ってそんな感じの超能力者だっけ顔
要哉:「……」ちょっとめんどくさい顔をしてる。
「俺は『解放』っていう魔法が使えるんだけど、その魔法を物に移してちょっと便利なアイテムにする」
「そんな感じ」俺これでも超能力者なんです(ラノベ風)
櫂:ラノベ風くっそwwwwwwwwwwwwwwwww
櫂:「なるほどね………」なんだかすごいなあ
要哉:「ということができる感じにされてる」流石に移すとこまでは俺の力じゃない
櫂:「されてる」
要哉:「"無意味"なものに『意味』を与える……俺が今此処にいる意味を作ったって」「澪が」
櫂:「ああ…わかったようなわからないような」そういえば意味のない場所とやらだったっけ。
要哉:「難しいこととかいいじゃん」ほら
要哉:「深く考えなくても」頭痛くなるし
櫂:「難しいことに慣れないと頭良くなれないよ」
要哉:「うるせーよ」
櫂:(´・v・`)(なまあたたかいめ)
要哉:こいつ殴ってやろーかの顔
櫂:「それよりも逆に君がやりたいことってなにかないのかい?」(*゜▽゜*)
要哉:「え」
要哉:「……」
要哉:「ちょっと禁則事項で」
櫂:「禁則事項」
要哉:「世の中には秘密の5つや6つや7個ぐらい」
櫂:「ほらそれこそ規則だか秘密だかから解放されるのもいいんじゃないかな」※テキトーなことを言ってる
要哉:「ちょっとそれやると記憶だけじゃなく塔からも俺が消えそうだから」(ヾノ・_・`)ナイナイ
櫂:「うわぁ…………………」(*゜▽゜*)
要哉:「引くのか楽しそうなのかどっちかにしろよ?」
櫂:「いやあどんな秘密が隠れてるのかと思うとわくわくするよね」
要哉:「ええ……」
要哉:「……」
要哉:「ええ……」頬杖
櫂:「どうしたんだいその反応」
要哉:「俺にそんな大した秘密はないって」
櫂:「あはは、そうかな」「ほら君って割と重要なこと隠しながら動く癖があるし」
要哉:「色んな昔の古傷を掘り起こすのやめね?」
櫂:「(*゜▽゜*)?」
要哉:「今じゃもうあんなことできねーし」はたしてどれのことを言ってるのやら
櫂:「そうかなぁ……やらないだけで昔できたことは大抵今もできるものだと思うけれど」肩をすくめる
要哉:「それお前が今も子供っぽいだk」
櫂:「(*゜▽゜*)?」
櫂:「はあ…さて、と。頼みたいことも特にないしそろそろ帰るかな」目的は達成した
要哉:「帰れ帰れ」「ていうか本当に渡しに来ただけかよ」
要哉:「……そーだよな俺逃げたくなったら来いって言ったよな」
櫂:「え、だってバレンタインだよ(?」
要哉:「何言ってんだこいつ(?)」
櫂:「(*゜▽゜*)?」
要哉:「え?ホワイトデーいる?」
櫂:「え、結構です……」
GM:くっそ
要哉:「澪にあんまフライングさせんなって言っといて」手をひらひら振っている
櫂:「いま逃げたいのは食事の手間ぐらいだよ」じゃあねー
櫂:ばいばーいと手を振り返して階段を登っていった。
要哉:「……」
GM:・
GM:・
GM:・
GM:【箱都市】
GM:戻ると『澪』が君を見送る。
澪:「楽しそうで何よりだ」
櫂:「あはは、おかげさまで」
櫂:「………そういえばここは『無意味』が集まる場所とのことですが」
「あなたがここにいる意味は、なにかあるんでしょうか」
澪:「いや、此処にいるだけだよ。私は神の座として代わりに在るだけだ」
櫂:「…………」ふむ
澪:「私……いや、『澪』は、ね」そう言って微笑んだ。
櫂:「…………」「澪、とは特定の存在を指す語なのですか?」「それとも、あなた自身?」
澪:「『澪』は私だよ」笑っている。「けれど――」
澪:「"私"は、『澪』でないかもしれないね」
櫂:「……それはいったい…………?」怪訝そうな顔をする。
澪:「簡単なことだ。『澪』は『代理』でしかない、それだけのこと」
澪:(˙ ˘ ˙ )?
櫂:「代理ではないあなたがいると?」
櫂:(´・ω・`)?
澪:「そうだ、『澪』はただの入れ物だからね」
澪:優しい母の微笑みで、やはり、何てことのない笑みで告げる。
櫂:「………」入れ物、ねえ。
澪:口を開きかけて、閉じる。「この先は要哉の言う『禁則事項』と言うやつだ」なんて。
櫂:「……」くす。「それはそれは」
「なんともずるい」
澪:「そう、私はずるいんだよ」
櫂:「ふふ」少し愉快そうに、彼は笑う。「まあ、いいでしょう」
「またお会いできる日を楽しみにしています」にこにこ
澪:「次はちゃんと条件を満たしておいで」いつもの白ドアに目を向け、笑みを正す。「また会おう」
櫂:「ええ」ぺこりと会釈して、白いドアを潜りましょう。
GM:【停止】
GM:・
GM:・・
GM:・・・
GM:気付けば、君は空中をただ見つめているだろう。
夢のような出来事を、君はやはり覚えていた。手元の物が一つ減っていることが、何よりの証拠だろう。
櫂:「…………」
櫂:彼はああ言ったけれど、あそこはやっぱり面白い場所だ。
だって、
櫂:目を、つむる。
GM:君の手から思い出が一つなg渡された。それはもう、虚仮に埋もれない。
GM:【暁を残して】
GM:虚仮倉庫!!!!!!!!!!!!!!!ミッションクリアです(?)!!!!!!!!!!!!
GM:おつかれさまでした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
櫂:おつかれさまでした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
櫂:クリアいえ〜〜〜〜〜い(?)
GM:報酬!!!!!!!!!!!!!!!!!!満足した心(?)!!!!!!!!!!!!
櫂:やったね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
GM:消費報告はまかs……まか……(BBSないのでは?)
櫂:( ˘ω˘ )
GM:解散!!!!!!!!!!!!!!ありがとうございました!!!!!!!!!!!
櫂:ありがとうございましたあああああああああ!!!!たのしかった!!!!!!!
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