一回くらい大丈夫じゃね?

「死ねこのノミ蟲がぁあ!!」
「あっは!シズちゃんてば同じ事しか言えないのぉ?」
「殺す殺す殺す殺すブッ殺ス!!」
がっしゃぁん!(※ポスト)
(あの二人よく飽きないなぁ…すごいポストってあんな勢いで飛ぶんだ、初めて知った)
「あっ帝人くん見っけ!何々?嬉しいな俺に会いにきたの?」
(見 つ か っ た !)
「偶然だねぇ!まさかシズちゃんに追われてる時に会うなんて!これは運命だね!よし、そうと決まればシズちゃんから二人で逃避行しようじゃないか!」
「うっわなに勝手な解釈してるんですか!うわぁあ拉致られる!」
「いぃざぁやぁあ!!!」
ごうっ!(※看板)
「危ないなぁ帝人くんに当たったらどうすんのって…あれ?」
「し、静雄さぁん…」
「帝人大丈夫か?」
「ありがとうございます…はっ!それより静雄さんこそ怪我してるじゃないですか!僕、絆創膏くらいは持ってますよ」
「おお…サンキュ。」
「いくら他の人より頑丈だからって無茶しちゃいけませんからね……心配ですから」
「……オウ」


「え、ちょ、ナニコレ?帝人くん俺だって怪我してるよ!シズちゃんより酷いよ!」
「臨也さんは一回くらい死んだほうがいいんじゃないでしょうか」(静雄無言で頷く)
「一回くらい!?一回でも死んだら俺死ぬよね!」
「なんか臨也さんは死んでも生き返りそうっていうか…ねぇ?」(静雄何度も頷く)

「何シズちゃんと意志疎通してんの!ムカつぶふぉ!(※灰皿)」


了。






▼ 優先度は確実に臨也<<<<<<静雄。もちろん臨也さん好きですよ。
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