鬼さん鬼さん、こっちを向いて 設定
おそ松…かつて山々を統べる天狐だったが、試しに人間に化けてお酒を拝借してからというもの人間の作るお酒に感銘を受け人間に化けて長年暮らしている。
山にいたころ罠に嵌っている子狐一松と拾い自分の生命力を少しずつ分けてやっていたら妖狐に成長した。一松が人里で仲良くなっていた犬十四松が犬神の贄にさせられそうになっているところを一松に頼まれ救いだす。その後その子犬も同じように育て上げることとなる。
人里に降りるようになってからも山にはたびたび訪れ、弟たちにこっちに来ない?と誘っているのだがなかなか首を縦に振ってくれない為ちょっとしょんぼりしていた。

一松…もともとはたいして力のない野狐で、他の動物に化けたり人間に化けたりしていたずらを楽しんでいた。ある日、人間が作った罠に嵌りおれはこのまま死ぬんだと絶望していたところに天狐おそ松に救われる。
割と頻繁に民家のお揚げを拝借する。その時野良犬だった十四松と出会い、たびたび遊ぶようになる。
成長し九尾となってからもちょこちょこ人間を化かして楽しんでいた。口のうまいおそ松の教育の甲斐あってか人を誑かすのが人一倍上手くなる。ある日化かした人間のもとにあった洒落本や人情本を読んで「粋」や「張」に感銘を受け、己もと気まぐれに書いた本はそれなりに流行り、そのまま人の世界に居つく。そのとき一緒に十四松もついてきた。

十四松…十四松ももともと力のない野良犬だった。人里を徘徊していたところ犬神信仰の一族に攫われ、子犬であったにも拘らず犬神の儀式を無理矢理負わされる。(犬を頭部のみを出して生き埋め、または支柱につなぎ、その前に食物を見せて置き、餓死しようとするときにその頸を切ると、頭部は飛んで食物に食いつき、これを焼いて骨とし、器に入れて祀る。すると永久にその人に憑き、願望を成就させる。というものby.wikipedia)餓死寸前のところをおそ松と一松に救われ、おそ松が人里に行ってからもずっと一松と一緒に過ごす。
一松と人里に降りてからはトド松の郭の用心棒をしている。一松に関しては嫉妬深い。

チョロ松…おそ松と同じ山に住む天狗。おそ松とたびたび接点があったせいで狐と犬の子守を任せられる羽目になった。子狐と子犬がしっかり成長しきった頃、おそ松に文句を言ってやろうと人里に降り、そのまま居ついてしまった感じ。
もともとそれなりに人里に降りていたこともあり、おそ松、カラ松を用心棒として紹介したのもチョロ松である。

カラ松…青行燈という妖怪で百物語がされているところに点々と放浪していた。おそ松が神社の屋根の上で月見酒をしているところに偶然出くわし、お互い人間に化けて生きることを決める。
おそ松と同じように酒が好きで喧嘩慣れしていることから松野家の門を叩き、妖力と腕っぷしを買われた。

トド松…何年も人里で暮らしている化け狸。もともとの人間好き、女好きが功を成して、芸者の郭をいくつも経営している。
一松が人里に降りて最初に化かそうとした人間の一人であるが、あっさりと正体を見破る。宿がないと泣く一松に衣食住を与える代わりにちょくちょく一松を座敷に上げている。(もっと条件のいい宿も紹介したが一松の希望であばら家になった。)
妖怪として生きている長さが一番短い為、一松、十四松を兄さんと呼んでいる。


人里で過ごしている期間が一番長いのはチョロ松。
チョロ松>おそ松=カラ松>トド松>一松=十四松 くらい。
兄松は自分たちがそれぞれあやかしだということを認識しています。
紅、材木、サイバー、筋肉たちはお互いあやかしだということを知りませんが、多分あやかしなんだろうなぁとは思っています。
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -