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サンタクロースの罠 (赤柳R-18)




「柳さん、サンタ来ますよね!?」
「・・・・・・」
赤也は、未だにサンタを信じている。
12月24日の夜に世界中の子供たちにプレゼントを配るなんて、あんな体型の爺さんにできる訳がない。それに、トナカイは空を飛ばない。
そろそろ、気付かせてやるべきだと思う。


12月24日。
クリスマスイブに何故か家族が出払っているという事態。
そんな事を部活中に何気なく赤也と話していると、
「あ、じゃあ家来ます?」
そう言われた。
「いや、俺は・・・」
「えー、来て下さいよー。泊まってけばいいじゃないっスかぁー」
「赤也・・・」
そんな純粋な目で言われたら、断れない。
「柳さん?」
「・・・分かった」
赤也の家に泊まると結局、やることをやって夜が明けるのがオチなんだけれど。



「ああっ、あ、かやぁっ、あああっ!」
「や、なぎ、さんっ・・・!」
散々焦らされた後、赤也が欲しいと乞えば、彼はバックから挿入してくれた。
「ひゃぁっ、んああっ、んはぁっ」
「柳さん、可愛い・・・もっと、声、聞かせてよ・・・っ!」
ナカで赤也の陰茎が質量を増した。
赤也が腰を打ち付けるたび、結合部からは粘着質の水音がする。
息が詰まるほど激しく突かれ、頭がおかしくなりそうだ。
「やぁあんっ、はっ、ぁあっ!い、ああっ、ひぅうっ!」
「っ、締めすぎ・・・っ!」
「んんっ、ひぁああっ!むりっ、ぁあっ、やぁっ、ら、らめえっ!」
イきそうにヒクヒク震える内壁が、赤也の陰茎をギュウギュウ締め付ける。
締めすぎと言われたって、そんな。
「んぁあっ、ぅあっ、イ、っちゃ、あ、かやっ、ぁあっ!」
「いい、っスよ・・・っ!」
深く挿入された赤也の陰茎が前立腺を抉り、俺は射精した。
ガクンとベッドに倒れこみ、肩で息をする。
赤也も果て、「柳さん」と小さく呼ぶ声がした。


翌朝。
「柳さん!サンタ来てないっス!」
空っぽの靴下をひらひらと振りながら、赤也が俺を起こした。
「赤也・・・」
「サンタっていないんスかねー・・・」
拗ねたような顔の赤也。
「・・・いい子にしないとサンタは来ない。教わらなかったか?」
「・・・昨日のことっスか?」
「腰が痛い」
「あ、でも」
「何だ?」
「昨日の柳さんがプレゼントみたいなもんだったんで」
あんな柳さん滅多に見れないし、と笑う彼に、俺は近くにあった枕を投げつけた。


end



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