第一話
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「琉季ー起きてるかー」


丁度着替え終わりそうな頃に総悟がやってきた。


「あ、総悟おはよう。」

「おはようごぜぇやす。
てか、なんで土方さんが琉季の部屋にいるんですかィ?」

「あ?うるせーな。
なんでもいいだろ」


「どうせまた異性として意識されなかったんじゃねぇですかィ?」

「…総悟、お前も全く意識されてねぇらしいな」

「どういうことですかィ?」

「…お前琉季のどこを見てそう言えるんだ?」

「え、どこって…」


沖田が琉季の方に視線を向けると、未だズボンを履こうとしているところだった。


「な、なんで気にならないんでさァ…」

「本人の気持ちの問題だろ」

「絶対いつか襲われるに決まってまさァ」

「そうだな」

「俺が一番怪しんでるのは土方さんですけどねィ」

「なんでだよ!?」

「土方さんむっつりですし」


そんなことを話しているうちに着替え終わったようで…







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