第七話(1/6)
おはようございます…
昨晩の一件により、お兄ちゃんははしばらく自室での謹慎を受けた。
でも、たまに覗くと筋トレとか縄跳びとかしていた。
表情は少し楽しそうに見えるのは気のせい?
「水樹、何見てるんでィ?」
「お兄ちゃんが…」
僕がそっとお兄ちゃんの部屋を覗いていると、沖田がやってきた。
沖田は覗いてすぐに部屋のドアを開けた。
「え、沖田?」
「怜也…」
「あれ?沖田に水樹どうした?」
「アンタ…何やってんでさァ?」
「え…あぁ、暇だから」
「「………」」
僕たちはその一言で、言葉を失った。
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