暴力は照れ隠し。(1/4)
「静雄ー」
「お、零か。」
「久しぶり、元気だった?」
「ああ。
お前も元気そうだな。」
「もちろん!
だって元気だけが取り柄だからね」
「確かに。」
「ちょ、そこは他にもあるって言ってよー」
零は俺が唯一怒らない人物。
いや怒れないって言ったほうが正しいか…
出会った時から何故か怒れなかった。
アイツに叩かれたって何されたって…
「あ、これから時間ある?」
「まぁ少しぐらいなら…」
「じゃあ久々にあったんだし少しお茶しない?」
「ああ、いいぞ。」
そして、俺たちは近くの喫茶店に入った。
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