濃いめの紅茶をタンブラーに入れて

さっきから会話が成立しない件について

マスクの下に隠した本音

握り潰した泣き言を

見せかけの夜に触れて

嘘を剣と盾にした

薄っぺらな僕なんかじゃ真実は語れないよ

廃墟に眠る形なきもの

想いをカメラに閉じ込めた

冷たい指先に火を灯す





たっぷりの砂糖とミルクで苦さをごまかしたそれを、彼女はコーヒーと言い張っています。

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