夕焼け空に砂糖をひとさじ

眠るオレンジの匂いがした

音の外れたギターで歌う

絡めたその手に祈りを託して

耳を塞いで「もういいかい?」

斑模様の空に這う

等身大の狂気を振りかざした

空っぽの逃亡者

研ぎ澄ました言葉で傷付けた

眠気覚ましにはほろ苦いコーヒーを







お嬢さん、それは妄想ってやつだよ
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