追い付かない思考を捨てて

夢を無くした少女は嘲笑う

耳元で拒絶の言葉を囁いた

絵本の世界をもう一度

恋を歌うには遅すぎた

吐き出せない思いは溜まるばかりで

寒さに渇く

焼き付けるような光を睨んで

愛を口にするには今さらだと笑う

時を止めたままなのに




至近距離で目が合って、ついでに時も止まって




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