周りが見えなくなるぐらい君が好きだから

見慣れた景色破り捨てて

そう言って無邪気に笑った

あさましいと言われてもしょうがないの

けれど幻影はまだ消えなくて

火を付けて燃やしてしまう

孤高の月は水面に揺れる

君のいない世界なんて要らないから

離れる熱が愛しく思えた

底に沈めた筈の嘘




できることなら幼い頃の二人でいたかった




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