両の手を伸ばしても届かない

羽根をもがれた青い鳥

辛くないなんて嘘

虚勢張ってるだけだもの

単純な彼女

安眠用の枕をください

弓張月を見上げて

浅はかにも思うこと

僕らはいつも不安げで

「君が居るから」と無意識に呟いた




いつか、その隣に立って同じものが見たい




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