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俺から雅樹に近づかないでいたら、結局そのまま3日は経ってしまった。
これって自然消滅?

嫌だ、絶対にそれはやだ。

憧れて盗撮までしていた雅樹と恋人同士というところまでこじつけたのに
(最も俺の事を恋愛感情で好きになってくれているかは全く自信がないが)ここで諦められるわけがない。
諦めてたまるか。

でもどうすれば。


昼休みに、友達と食事をする雅樹を横目に1人教室を出た。

ここから離れた棟の、非常階段に出てみる。


「‥さむ」


心地いい風が吹いているかとおもいきやなんだここ鼻水でそう。


「はあ‥」


ここ3日、会話もできないかわりに写真だけは増えた。
こんなストーカー生活はもう卒業してしまいたい。


「あ、いたいた‥仁」

「!‥うわあ!」

「驚きすぎ」


驚くだろ!
俺のセンチメンタルタイムを邪魔したのはその原因である雅樹だった。
うわあぁかっこいい。。

「ごめん、最近仁としゃべってねーなって」

「お‥お前が俺のこと避けてんだろ!」

「いや避けてるとかじゃなくてさ‥なんというか、なんか緊張する‥っていうか」


だから避けてたんだろうが!
しかし、緊張?
え、今さらじゃね‥。
それまでずっと友達感覚だったってこと?

よくわかんなくて、涙出てきた。そしたらそのとたん腕を引かれて、

ん?

あれ?抱きしめ‥られてる?

あら?
あらら?

 

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