女って、頻繁に足組み替えてたら欲求不満って本当なのか

と、パチ台の隣で足を組み替える若い女をガン見していたら凄く恐い顔で睨まれてしまった。




想像するのは勝手だろなんて心の中で言い返す俺はびびりっぱなし、
居辛くなったから早々にパチ屋から出てなけなしの金を使って朝昼晩兼用の100円マックをかじる


しかし女って、手の甲に血管が浮き出ていたら初体験が終わっているって本当なのか
と斜め前の席の可愛い女の子をガン見していたらさっきの女より恐い顔で睨まれてしまった。もう許してくれよ





結局、大事な飯も存分に味わえないで居心地の悪さにさっさと店を出る。
今更他のパチ屋に行ったって良い台には座れないだろう




『カイジ?』


その声は!...ああナマエか
ナマエはいいよ。こいつは基本大雑把で女を感じない
なんだよ、一瞬の期待を返してくれよ

なんてさっきまでの愚痴を偶然会ったナマエに浴びせて(心の中で)いたら。
いたらだよ、ふとナマエの手の甲に目がいった時だよ



「けっ...かん....」

『え?どうしたの?』

「あっ、いや!その...
なんでもないから!ってか
ぐ、偶然だな!」

『うん、どうせ今暇でしょ?
そこのマック行かない?』


て店に指さす手も現在進行形で血管浮きまくりじゃねぇか!


「あ、マックはやめて
こっちのファミレス行こうっ」





気がつけばもう夢中。
男なんてそういう物だということだな
ファミレスに着いたらナマエが何回足組み替えるか数えようか...
我ながらなかなか変態だと思えきた



『うわ、ちょっとなに
にやけてるの?変態?』

「俺も今そう思ってたところ」

















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