カラスさんのこと
2016/08/18 08:06



2次試験1日目です、なんかすごい今日が試験という事実面白すぎて笑えます。

何受けてるかわかる人にはわかると思うんですけど、今日は実技なので泳いだり歌ったりするんですよ。
意味がわからん。出来ないものはできないよ…

中三の頃の落書きになんか乙女なカラスさんの絵があったので、描き直してみました。まだ今のカラスさんと設定が違うカラスさんですが。
カラスさんは結構おセンチ乙女です。

カラスさんが男女どちらにでもなれるという設定は今のまっちゃくんの話の中で初めて生まれた設定なので、
それまでは女性の場合が多かったです。(まっちゃくん同様、様々な話に登場させていました。)

多分、一番初めの原型のカラスさんの設定は幼女だったからだと思います。
未だに結局カラスさんは子供なんだなという結論に達したのも、そのせいもあるかもしれません。
わたしの中でのカラスさんは結局子供なんです。
でも昔のカラスさんは今のカラスさんよりもうちょい厳格だったような記憶があります。子供時代を過ごせないまま、知恵者として悠久の時を過ごす設定でした。そういう設定好なんでしょうね。

もしかして過去に一度話題にしたことがあるかもしれないのですが、
今のまっちゃくんの話で、カラスさんがまっちゃくんに、お前は主人公じゃあるまいし、と声をかける話があります。
あれの裏設定は、カラスさんは主人公が自分じゃなきゃ気が済まないから、というか、主人公が現れる事を許さないから、なんです。

これは、わたしが過去にファンタジー作品を書いていた頃に感じた、
主人公のために助言をする知恵者が、長年お前を待っていたみたいな事を言うことへの違和感から来ています。
長く辛い時間を、誰かもわからない、でもポンっと突然選ばれた主人公のために費やす気持ちってどんなのなのだろうと思いまして。
そして主人公ではないが為に、その知恵者から主人公よりは蔑ろにされてきた周りの人の気持ちは?というところから、カラスさんのこの思想が生まれるきっかけになりました。

カラスさんは今まで会ってきて、自分が愛した、愛してくれた人全てを大事に思ってるんです。
でももし唯一無二の主人公みたいなものが表れて、自分の存在がその為に用意されたものだとしたら、今まで会ってきた人たちはその礎に過ぎなくなってしまいます。
今までの辛く苦しい時間や、愛してくれた人たちが、ポッと出の主人公の為の道具になってしまうのが嫌なので、自分の他に主人公的な人間が現れることをどこか許せないんです。
カラスさんが、自分はこの人の為だけに生まれてきたんだ、この人が運命の人だ、なんて思うことは、多分永遠に無い。

まあでも、だからこそカラスさんは気が向けば誰でも、助けるんです。
その人が特別だからではなく、まあ、たまたま目についたし、困ってるなら手伝ったるよ、というスタンス。

そうか、強いて言うなら全人類の為に生まれてきたのかもしれません、カラスさん…(笑)










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