一つの体に二つの人格。同居系トリップでもいいし普通にイカレて生まれた人格でもいい。総じてキャラは頭イカレたと思うよね!そして私だけが楽しい!





エースの場合

トリップ系おっさん。原作知識無し。このネタの本命。

愛に飢えたエース君が依存するルートを着実に歩む包容力に溢れたナイスミドル。白ひげ加入後は温かく見守るけど凹んだときはいつでも出てくるよ!だって頭の中にいるからね!

バッドエンドなら依存しすぎたエース君が頭の中の人格に会いたくて自傷行為に走ります。脳みそ取り出したら会えるかな。ハピエンなら戦争回避。みんなエースを愛してるよ!って囁きで自己肯定できるようになっていきます。





クロコダイルの場合

小難しいことを常常考えちゃうクロコちゃんの頭の中に降って湧いた短絡系トリップ男子。即断即決即行動がモットー。言い方変えればなにも考えてない。クロコダイルも最初は能力かと疑うけど馬鹿すぎで面倒になる。

常常クロコダイルがぐるぐる考え込んでる横で、何も考えてない男子がぽろっと馬鹿いうのでクロコダイルはだんだん肩の力の抜き方を覚えてくる。男子の馬鹿聞いてひとりでニヤニヤしてることも増える。旗から見るととても楽しそうに悪巧みしてる。

クロコダイルは総じて幸せになる運命なのだ...



ドフラミンゴの場合

幼少期にイカレて出来た人格なので常にドフラミンゴを追い詰めるような事を頭の中で囁いてる。もはや被害妄想に近い。

笑顔を向けられてるのに嗤われてる。誰かが話していれば陰口。少しでも理解のできない動きをされれば裏切る段取り。つねに誰かが命を狙ってる。慣れたけどおかげですっかり人間不信。ドフラミンゴがひたすら可哀想。

ここまで考えた結果ただのslaveである。

なのでパターン2

同じく迫害時に生まれたイカレ人格。ノリも考え方もドフラミンゴそっくりで、だいたい頭の中で煽ってくるのでドフラミンゴの狂気に拍車をかける。体のない双子。この場合ドフラミンゴさんは結構独り言が多いのでイカレてる認定される。ひとりでブツブツ言ってると思ったらひとりで納得して笑う系若。頭の中はいつでもパーリィー






サカズキの場合


オハラ辺りで芽生えた良心の呵責の塊的人格。常に何かを嘆いているし同情してる。




「赤犬だ!討ち取れェ!!」

耳障りな怒声に、しくしくと頭の中に啜り泣く声が響く。耳障りだ、何もかも。

熱かろう、苦しかろう。ああ、マグマに焼かれ死ぬなんて可哀想に。ああ、ああ、海賊だからと余りに無残。鬼だ、悪魔だ、ああ、ああ。

ごうごうと風を切りながらマグマが降り注ぎ、海ごと海賊を焼き払って行く。当然だ。奴らは悪だ。正義はいつだって悪を滅ぼす。

足から焼かれたのか。頭から焼かれたのか。意識はいつまであったのか。肺から焼かれたのならば窒息か。それより先に燃え尽きたか。痛かろう。辛かろう。ああ、ああ。

耳障りなそれごと巻き込んで、ごうごうとマグマが世界を覆う。ごうごう、しくしく。

ああ、頭が割れそうだ。