「そりゃあいい!アイツも泣くんじゃねぇのか!」
げらげらと腹を抱えて笑ったグレイに、モヤモヤとした何かが腹を占めた
「アホンダラァ、俺の息子を泣かせてんじゃねぇぞ」
「え、泣いてん、おお、分かった分かった!怖いジジイだな!」
「おいエース」
「ロジャーはそれでも謝らねぇだろうよ」
「……なんで」
「だってそりゃお前、父親がわりいと思ったら本当に生まれてきた事が罪になるじゃねぇか」
「…罪だろ」
「罪じゃねぇよ。少なくともお前は、望まれて生まれてきた」
どんな試合も外野はうるせえもんだと、