きんようび

あさはやくでかけていったおとこはすっかりくらくなったころにかえってくると、とてもつかれたかおでサカズキのごはんをだしてすぐにねてしまいました。

ねるまえにサカズキをなでようとしたては、サカズキがうなるとさみしそうにひっこみます。

かんだところがしろくおおわれて、つんとちのにおいがしました。

ふとんにくるまったおとこのせをみつめているうちに、サカズキのしっぽがしゅんとさがってしまいました。