どんより曇り空





実はカーズ様めっちゃ好きなんですがいざ書いてみたら難しすぎました。何だこいつ……考えが読めねえ……!ってなりました。こんなのカーズ様じゃない!って思われたらすいません。

私たちにとって死に繋がるもの(例えば毒だったり自殺的行為だったり)は普通は自ら求めないように、柱の男達の一族にとって「太陽=自ら望むことはないもの」というのが一般化された認識だったのかなあと思います。だから一族の中でも天才と呼ばれたカーズや、お話の中で太陽を見たがる女の子の存在というのは一族にとって異質な存在に映りそうだなあ、と。
実際に原作で太陽を克服したいと望んだカーズは(方法が問題だったという事もありますが)一族と決裂してますし、ね!
変革を望む者と安定を望む者はなかなか相容れられないんだろうなあと思います。

ちなみに蛇足的な後日談ですが、このお話はきっちりしっかり原作に沿ってるので、最終的に女の子が抱いていた願い(皆でひなたぼっこ)は叶いません。