うっかり





 十代が何でも馬鹿正直に言う節を持っている事は昔から知っていたがだからと言って公衆の面前で堂々と告白なんて大馬鹿者だろう。こいつは羞恥心という物を持っていないのかも知れない。勿論そんな恥ずかしい行動に免疫なんて皆無な私は感情に任せるまま彼をデュエルディスクで殴りつけるとそのまま森の方へ逃げてしまった。追いかけてきた彼が私の腕を掴むまであと3分。