「前々から思ってたんだけど何で私のこと姉様って呼ぶの」
「だって姉様は姉様じゃないですか」
「でも私�Vの家族じゃないよ」
「いいんです。僕にとって姉様は姉様ですから」
「でも私兄弟いないのに姉って呼ばれるのもなあ」
「それなら僕と家族になれば良いじゃないですか」
「は？」
「�W兄様か�X兄様と結婚すれば僕と家族になれますよ」
「なんだそれ」
「だって兄弟いないのにって言うから」
「いやごめんさっきの言い方が完全にプロポーズだったから期待しちゃった」
「え？」
「え？」
「…………すいません」
「いやそんな顔真っ赤にしないでよ。私まで恥ずかしくなってきたじゃん。というかこういうのって勝手に期待した私の方が恥ずかしがるところじゃん」
「そ、そうですね」
「……期待しちゃったついでに言うけど私は�Vと家族になりたいな」
「え」
「希望するのは�Vが私のこと姉様って呼べなくなる関係での家族だけどね」
「えっ、……えっ！？」
「どう？」
「えっと、その、………………宜しくお願いします」