やっと入学式当日ですねー
思ったよりも制服がぶかぶかでどうしましょー
桜がひらひら舞って
ミーの手の中に落ちてきた
綺麗ですねー・・・
ししょーからジャポーネの桜はいいですよーって聞いたんですけどほんとですねー
ぶわっ・・・
フ「う、わ・・・」
ブ「誰、だ・・・?」
フ「え・・・」
桜吹雪の向こう側にその人はいた
血のように赤い髪
まるで返り血をあびたみたいですねー
ブ「お前、新入生だろい。入学式とっくに始まってるぞ」
フ「ゲロッ!?マジですかー・・・」
なんと入学式が始まってたなんてー
ミーはどんだけ桜に見とれてたんですかー
ブ「くっ、お前、おもしろいな・・・くくっ」
フ「・・・笑わないでくださいよー」
ブ「わりぃわりぃ、しっかしお前カエルみたいだなゲロッて、ぷっ」
フ「うるさいですーミーはカエルじゃありませんよー」
ブ「じゃあなんだよ、名前」
―名前言えよ、王子の命令♪―
フ「・・・フランですよー、しょうがないからよろしくしてあげますよ、先輩」
ブ「なんだよー。ま、よろしくなこーはい♪」
たとえ重ねるようなカタチであっても
あの人たちのことは忘れたくないから・・・
みなさん・・・
今、何してますか?
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