ミーが学校に通ってひとつ分かったことがあるんですよー
それは、授業がめんどくさいですー

ミーこれでも何カ国語も話せるしー
頭はいいんですよねー
運動なんてかったるいしー

てなわけでサボりなうですー
あー、風が気持ちいー

グラウンドから聞こえる声を子守唄に
まどろみに落ちていく
眠りについたらそこは・・・

未来での光景でした

フ「!!」

急いで起き上がり周りを見回す
変わらない屋上だったことに悲しかったのか
眉をひそめた

変わらない、こっちが夢だったらよかったのに
マーモン先輩の代用ではなくずっと、ヴァリアーに・・・

フ「はぁ・・・」
仁「ため息ついてどうしたんじゃ?」
フ「!!だ、誰ですかー・・・」

この世界に来てから前より人の気配に鈍感になってしまいましたー
ミーが普通になってしまったんでしょうか・・・?

仁「くくっ、びびりすぎじゃ」
フ「・・・いきなりだから驚いただけですよー」
仁「ほうかほうか、お前さんの名はなんじゃ?」
フ「人の名前を聞くときは自分からですよー」
仁「分かった分かった、詐欺師じゃ」
フ「・・・絶対嘘ですよねー」
仁「おう」

目の前にいる白髪の男は白々しく言った
見た目はアホのロン毛たいちょーに似てますね
髪の色とロン毛なところが
中身はぜんぜん似てないですけどー

フ「それならミーはカエルでー」
仁「そのまんまじゃのう、髪は染めてんか?」
フ「まぁ、詐欺師さんは染めてるんじゃないですかー?」
仁「さぁの、くくっ」
フ「・・・」

ほんと読めない人ですねー
まるでししょーみたいですよー
ほんとなんなんでしょうねー
この世界は・・・


未練がわき上がるじゃないですかー・・・





/
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -