夢神様のシナリオ


※ほんのり微裏表現あり。


夢の神様とやらはどうやら俺をからかって遊びたいらしい。
全く、勘弁してくれ。


突然だが、俺とレイアの関係は『友達』だ。
暇が合えば顔を突き合わせ、日々のどうでもいい話を持ち寄って笑い合う。
そうして、また明日を頑張るための元気を互いに貰い合う。そんな仲だ。

一度溝を生んだ俺達の関係は旅を終えた後に少しずつ修復されて、新しい形を取った。そう友達して。
それは、あの出来事の重さを考えれば、奇跡的にも思える。
何より、俺が俺のして来た事から逃げずに向き合えた確かな証拠だ。
だから、俺はレイアが大事だ。だけど、その『大事』が俺自身気付かない内に大きく変化していただなんて。

『友達』。
それは、肉親とは違いながらもとても近しい存在。
けれど、その近しさは時に曖昧な境界線となり、こちらを大いに悩ませる。特に男女間に於いては、どちらか一方でも相手の存在を――性別を――意識しだした時点で友情は存在しなくなるのだと思う。
そして、俺は今正にその状態だった。

俺はレイアを一人の女性として意識している。

つまり、もう、『友達』ではいられないんだ。

俺はその事に気付いていながら、レイアとの関係が切れる事を、もっと言うなれば想いを告げ拒絶される事を恐れて崩壊寸前の友情にしがみ付いていた。
けど、それももう限界らしい。

ここ一ヶ月程、俺は妙な夢ばかり見るようになった。
例えば……。



その一。

翠の瞳が揺らめき潤んでいる。頬もほんのりと薔薇色だ。
オレンジブラウンの髪を揺らしながら、もじもじもと何度も言葉に詰まり、やや上目遣いに俺を見上げる。

「あの、その……ね、アルヴィン」

日頃のはきはきとした印象とは違い、たどたどしく動くレイアの桜色の唇。
「どうした?」と彼女を見下ろせば、いよいよ頬を赤く染めながら潤んだ翠の瞳が真っ直ぐにこちらを見詰めた。

「私……アルヴィンが、好き」

蚊の鳴くような大きさで告げられた思わぬ告白。

「アルヴィンは私の事……、どう、思ってる?」

真剣な色を纏った瞳に問い掛けられ、思わずごくりと喉が鳴った。
夢心地で、ゆっくりとレイアの髪、頬を指先でなぞる。

「俺はレイアの事……」

何か、を期待していると思わせるレイアの不安げな表情を見詰め返しながら、頬をなぞる指先を桜色の唇に移し、その柔らかな感触を確かめた。
そうして、彼女の期待に応えるべく、
『好きだ』
と、告げようとした瞬間…………。

目が覚めた。

……………………。
……………………なぁ。可笑しいだろう。
俺は自分でも受け身体質だとは思っているが、夢の中ですらレイアからの告白待ちかよ。
しかも恐ろしくベタな――まるで少女の夢見る恋物語みたいな――展開に我が夢ながら頭が痛くなりそうだった。
残念ながら俺は少女ではなく二十代後半の成年男子な訳で。そんな俺がこんな夢を見るなんてこっ恥しいったらない(まぁ他人に見られる事はないのだけれど)。

「全く何て夢みやがる」

自分自身の夢に悪態を付きながら、でも、と思う。
こんなベタな夢を見てしまう位には、レイアへの想いが募っているのだと。


そのニ。

グレイッシュブラウンのソファーに全身を乗せるようにして、マグカップを両手で包み込みながらレイアが俺の肩へ、ことんと頭を凭れ掛かってくる。
距離が近くなった事でレイアが飲む、ミルクティーの甘い香りがこちらにまで届いた。
レイアはその姿勢のままで、俺の話に耳を傾けては時々くすくすと可愛らしい笑みを零す。
そうして何てこと無い話題を交互に話し、相槌を打って、とする内にふいに会話が途切れた。
暫くはお互いに何か話題を見つけようと思考を巡らせるものの、さっきまでの会話をどうしたんだって位、上手い話が見つからず、いよいよ沈黙が場の空気を支配しそうになった頃。
レイアが俺の肩から頭を上げた。
レイアの手を離れたマグカップがガラスのテーブルとの摩擦で音を立てる。
カシャンという陶器独特の音がやけに響いた。
両手が自由になったレイアはその二本の腕を、――何時の間にかそうしていた――ソファーの上で正座する自分の両膝に添え、その姿勢のまま俺を正面に見据えた。

「アルヴィン……」

さっきまでレイアが飲んでいたミルクティーと同じ程の甘さが含まれた俺の名前。
そいつに惹かれ、俺もレイアを正面に見据えれば、長い睫毛が落とす影に色を濃くした潤みがちな翠の瞳にかち合った。
一瞬にして視線が絡まり合う。
言葉もないままに数秒、沈黙の中で見詰め合う。
と、レイアがゆっくりと翠の瞳を閉じた。ほんの少し、唇を前に突き出す感じで。
何も言わずに。

心臓の鼓動が妙に騒がしく聞こえて、どうやら俺は緊張しているらしいと気付いた。
同時にレイアが何を望んでいるのかも。
小さく息を呑み、じっと睫毛を震わせるレイアを見る。
両膝に乗せられた両手がぎゅっとショートパンツの布を握り込んだので、レイアがどれ程緊張しているのかがこちらにも伝わってくる。
初心な反応は余計に俺の心臓を喧しくさせた。

目を瞑ったまま、俺の行動を待っているレイアに応えるべく、彼女の両肩に手を乗せる。
体の距離を縮め、一回り以上小さなレイアを上から覆うようにして軽く抱き込んだ。
全てを俺のされるままに任せるレイアのふっくらとした、桜色の唇へと自分の唇を重ねる。
薄く開かれたそこは何処までも甘く、俺を誘ってくる。
唇が完全に重なるまで後、1cm足らず……。
二人の吐息がぴったりと重なるか重ならないかというところで……。

目を覚ました。

……………………。
……………………おい。どういう事だよ。
告白すらしていないというのに、まるで恋人同士みたいなこの夢は。
しかもまたベッタベタな夢見る乙女みたいなシチュエーションに、レイアからの誘い待ち。
何度でも確認しておくが、俺は二十代後半の男だ。
ぶっちゃけキスの経験なんて掃いて捨てるほどあるし、今更ガチガチに緊張なんかするもんか。当然の話だろう。

「本当、何でこんな夢見るんだ……」

繰り返し見る夢に妙に項垂れつつ呟きながら、思う。
でも、もしかしたらレイアとのキス――もっと言うなれば恋愛そのもの――は自分で思っている以上に緊張するかもしれない、と。
だって、俺は今まで……『本気で誰かと恋愛』をした事がないのだから。
心を隠し、相手の心にも触れず、心と身体をばらばらにした上辺の愛しか囁いた事がないのだから。
きっと、『初めて』は歳に関係なく緊張するものだろう。

「っても……それよりも先に告白しろって話だよな」

自分自身の言葉ながら「尤もだ」と思った。


その三。

時折二人分の重みを受け止めた、ベッドのスプリングが軋み、鳴き声を上げる。
けれど、俺達はその抗議を完全に無視し、シーツに幾つもの皺を広げながら抱擁とキスとを繰り返す。
最初は小鳥が啄ばむ様な軽いキスだったものが次第に熱を帯びて深い吐息めいたものになり、やがて二人の間を透明な糸が結ぶ程に舌が絡まりあったものになっていく。
息をするのさえもどかしく感じる欲望のまま、貪欲にレイアの唇の奥を貪れば、戸惑いと躊躇い、緊張を交えながらも俺の求めに応じ、ぎこちなく舌を差し出してくれる。
そうして、差し出された舌を吸い、唾液を絡めあっている内に、レイアから小さな色を纏った声が零れ始めた。

「んっ、っ、……ふぁっ、っ」

唇は繋がったまま、腕の中に収めたレイアの身体の線をなぞっていく。
さらさらとした髪の触り心地を確かめ、頬を指でなぞり、首筋に降りていく。
薄い身体の中心で、円やかに膨らみ存在を主張する二つの柔らかな塊を布越しに手の平で転がすと、レイアから零れる吐息はぐっと甘くなっていった。
暫しその感触を楽しみ、レイアの唇からたっぷりと艶を引き出すと、今度は程好く括れた腰に沿って指先を滑らせていく。
細腰をやわと撫で、そのまま乱れ捲くれ上がってしまったスカートから伸びる、魅力的な脚、太腿を撫で付けた。
ぴくりと身を震わせるレイアを可愛らしいと思った。
このまま内腿へと移動し、スカートの奥へ手を伸ばそうか、それとも一旦レイアの様子を窺うべきか迷っていると、トントンッと胸板を叩かれた。

「っと、悪ぃ」

空気を求めて、苦しそうに肩で息をするレイアは日頃の明るい印象とは違い、妙に色気があり、俺の中の欲望が刺激されていく。
生理的な涙が翠の瞳から零れ落ち、頬を流れていく。
その後を温い舌先で追いながら、低めに意識した声で囁いた。
びくっとレイアの身体が震える。

「レイア……怖い?」

これから先の行為への最終確認。
レイアは頬を朱に染めながらもふるふると首を横に振った。
揺れ乱れるオレンジブラウンに、湧き上がる悦び。

「大丈夫……怖くない、……って、言ったら嘘になるけど、でも……アルヴィンとなら、大丈夫。だから……私の初めて、貰って下さい」

震えながらも、きっぱりと告げられた言葉はこの上もなく俺に幸せを感じさせてくれる。

「ありがとう、レイア」

愛してる、と喜びのままに囁けば、

「私も」

愛してる、とふにゃりと笑い返すレイア。
少々の照れと、愛らしさと、色香の混ざり合ったその表情へと手を伸ばし、再び唇を重ねながら、上着のボタンをひとつひとつ外していった。
形の良い胸を覆い隠すブラは、白に桜色のチェック柄。
柔らかく白い塊の、布に覆われていない部分に唇を寄せ、赤い印を咲かせた。

「ぁっ、……っ」

首筋、鎖骨付近にも鬱血の跡を幾つか。
服を着ていても見えてしまう部分にキスマークを付けたのは紛れも無い俺の独占欲。
そうやって、レイアの肌に所有印を幾つも付けながら、胸の覆いを取り払う。
プツリとフロントホックの外れる音と共に視界に飛び込んできた薄桃色に染まった先端に唇を寄せ、食む寸前……。

飛び起きた。

……………………。
……………………うん。正直言葉が出てこない。
今まで散々、レイアからの行動待ちだったのに、ここだけはちゃっかり俺から。
その上、こんな夢だけはやけに生々しい描写のオンパレードで……。

だって、仕方ないだろう。俺だって普通に、健康的な成年男子なんですよ。
好きになった女性(ひと)と、こういう事したいって思うに決まってるだろう。

「けど……まぁ、何と言うか」

こんな夢を頻繁に見る辺り、相当重症だ。


これが、此処一ヶ月、俺が主に見た夢だ。
他にも数えられない程夢を見たが、大体がこんな感じだ。
時に少女の夢物語のように甘く、時に欲望を投影したように生々しく、それらは俺をせっついてくる。
もう限界だ。告白してしまえ、と。

そんな事、理解っている。
けど……現実は夢のようにすんなりといくわけがない。
実際のところ、俺とレイアが今の関係になるのだって、大事に大事に、時間を掛けて、もどかしい遠回りをして、やっと此処まで来たんだ。
もしも迂闊に告白などして、今の関係が綺麗さっぱり消え去ってしまったらそれこそ目も当てられない。

夢の中のレイアは俺の事を好きで居てくれて、何時だってこちらの想いを受け入れてくれる。
でも、これは俺の願望が作り出したレイアで、実際のレイアはそうじゃないかもしれない。
そりゃ、レイアは俺が会いたいと言えば、ほぼ時間を空けてくれるし、俺の隣で楽しそうに笑ってくれる。
『今の、頑張ってるアルヴィン好きだよ』。そう言ってくれる。
でもそれは友人として好きって意味かもしれない(勿論それだって嬉しいけれど)。
そう想ってはいるけれど、時々、食材を買い込んで俺の家に遊びに来ては、料理を作置きしていってくれるレイアを見て、まるで恋人同士みたいだ、などと思ったりもしてしまう。
恋愛感情のない相手にこんな事してくれるだろうか?益して男の家に一人で遊びに来るなんて……。そんな事も考える。

俺の中で、期待と、不安と二つの気持ちが入り混じってどうしようも無くなっている。

夢の中なら『好きだ』と言えるのに……。
だから、きっと、こんな夢ばかり見ちまうんだ。

そして、夢の神様とやらはそんな俺を見て、楽しんでやがるんだ。ちくしょう。
どうせ俺は意気地なしですよ!!



「……ヴィン」

誰かが呼んでいる。

俺はどうやらうたた寝をしてしまっているらしい。
3分の1程覚醒した意識でそう考える。

「ねぇってば……アルヴィン!」

そこそこにスプリングの利いたソファーはグレイッシュブラウン。夢に何度も出てきた俺の自宅のリビングのやつ。
俺を揺り起こす声は女のものでこれもまた聞き覚えがあって、夢で何度も……。

「アルヴィン、起きて」

あぁ……レイアだ。
レイアがリビングのソファーでうたた寝たした俺を起こしてるんだ。
つまり……これも夢か。
俺の頭は現状を夢と理解した。

という事はこれから先に待っているのは。
なかなか目を覚まさない俺に痺れを切らしたレイアが、俺に不意打ちのキスを喰らわせる。
そうしてびっくりして飛び起きた俺に向かって、レイアは可愛らしい笑みを浮かべながらこう言うんだ。

『魔法のキスの効果は如何ですか?王子様』

それから、ポッっと顔を赤らめて、ぼそりと、

『折角遊びに来たのに、アルヴィンが起きてくれないから寂しくって……』

なんて甘えてみせる。
そんなレイアの姿に堪らなくなった俺は、彼女を抱き寄せ、今度は自分から唇を重ね、吐息の合間に「好きだ」と囁く。
レイアは俺の腕の中で大人しくキスを受けながら、ふにゃりと蕩けた笑みを返して、「私も、好き」なんて応えて、後はそのままソファーのスプリングに沈んでいって……。

大方こんなところだろう。夢の神様とやらが描くシナリオは。
だが、残念ながら俺は『現在(これ)』が夢だと気付いちまった。
日頃好き勝手に人様の夢を掻き回してくれる夢神様に一泡吹かせてやろうじゃないか。

そう考えた俺はレイアが次の行動に移る前にがばっと勢い良くソファーから起き上がった。
突然目を覚ました俺に、レイアはびっくりした様子で固まり、目をパチパチさせている。
予定されたシナリオとは違う表情を見せるレイアに俺は満足感を覚えた。

そうして、立ち上がった俺は呆気に取られるレイアに手を伸ばし彼女を両腕の中に抱き込んだ。
普段、レイアを抱き締める事なんて滅多にしない癖に、この時の俺は後で思い返せば恐ろしい程大胆になっていた。
ぎゅっと抱き締める腕に力を込める。鼻腔を擽るレイア特有の爽やかさを含んだ甘い香りが夢の癖に妙にリアルだ。
同じ様に、抱き締めた肌のぬくもりも。まるで現実にレイアを抱き締めている気にさえなる。

けど、これは夢。夢だからこそレイアは大人しく俺の腕の中にいるんだ。
だから……。

夢の中のレイアは絶対に俺の告白に『イエス』と答えるという安心感が俺の気を大きくさせていた。

彼女を腕の中に閉じ込めたまま言葉を紡ぐ。ずっと、心の中で温め続け、口に出来ずにいた想いを。
夢の中でなら言える告白を。

「レイア……俺、もうお前と『友達』でいんの無理だわ」

腕の中でレイアがぴくりと肩を震わせた。

「え……?」

翠の目が大きく見開かれ、今の俺の言葉が心底意外だと告げている。
そういえば、今までの夢の中でのレイアはこんな表情した事ないな、と新鮮な気分がした。

「どう……、いう、意味?」

乾き気味に問われたそれに応えるため、一旦大きく息を吸い込んだ。
想いのままを口にする。

「もう、好きで好きでどうしようもない。気が付いたら何時もレイアの事考えてる。だから、もう友達で居るなんて無理だ。俺はレイアが好きだ」

素直に告げた言葉は、今までの夢のどの告白よりも飾り気がなく、朴訥なものだったが今の俺の気持ちにぴったりと寄り添っているもので、これでいいのだと思えた。
同時に、夢の中とはいえ、やっと自分から先に想いを告げられた事への満足感も。

「アルヴィン……?、それって……つまり、その」

突然の告白に、さっきまでとは別種の驚きを見せるレイアの表情は夢にしてはやけにリアルだと思えるものだったが、気の大きくなった俺はその違和感を握り潰し、更に大胆な行動に出た。

「つまり、こういう事」

言い終えるや否や、了承もなしにレイアの唇を自分の唇で塞いだ。
何時も通り、恐らくここで夢は覚めるだろうと思いながら。

けど……。

レイアの唇の柔らかさは消えなくて。驚きの表情も、息を呑んだその音までも、リアルに俺の網膜と鼓膜とを刺激して。
レイアの手から離れ地面に落ちた買い物袋の中で、卵のパックが潰れるグシャっという音がして、そこで気付いた。

これは夢じゃない。現実(リアル)だと。

今日はレイアが食材を持ち込んで料理を作ってくれる約束の日だったと。
つまり俺は、夢神様にまんまとたばかられたんだと。
ちくしょう。


さて、その後の事について少々語っておく。所謂後日談というやつ。

俺とレイアは晴れて恋人同士になった。
……要するに、夢心地でやってしまった告白は、結果大成功だった訳だ。

あの後、レイアは驚きつつも、俺が今まで見てきた夢のどれよりも可愛らしい照れ顔で、嬉しいと言ってくれた。
まさか、アルヴィンから告白してくれるなんて思わなかったよ、と。
いきなりの告白とキスでびっくりしたけれど、ずっと、アルヴィンと『友達』ではなく『恋人』になれたらいいなと、想っていたから、と。

それってつまり、レイアも俺と同じに、俺を思い続けてたって事で。
思わず、

「何か、まだ夢、見てるみたいだ」

と、呟けば。

「だったら、もう一回……キスしよ?」

夢じゃない、本物のキス。そうしたら、今が現実だって理解るよ、とレイアは今まで見てきたどの笑顔よりも、鮮やかに微笑って、彼女から俺の腕の中に飛び込んできた。
その、小さめな身体をしっかりと受け止めて、今度は意識して、甘く、甘く、唇を重ねながら俺は考えていた。

結局、俺はずっと夢神様とやらの手の内で転がされてたんだ、と。

全ては夢神様のシナリオ通りだったんだろうと。

ちくしょう。全く……いい仕事しやがるよ、ってさ。




アルレイでED後自宅の居間でアルヴィンが寝ている時に遊びに来たレイアが起こそうとするけどアルヴィンは夢だと思ってレイアに告白&キスをしてしまうお話(甘)/匿名様

この度はリクエストありがとうございました。甘いお話をご希望下さったのに、何だか甘くならずアルヴィンが一人で悶々としているお話になってしまってすみません。
お気に召さなかったら申し訳ないです。
キス部分もちょっと強引になってしまったのですが、愛情だけは込めて書かせて頂きました。

拙い文章ですが、楽しんで頂けると嬉しいです。

2012.07.28


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