「 季節は青春 」

桜並木と舞う花弁
少し高い私の机
窓際の青空
斜め前の貴方の席
帰り道の付き添い人
それなら是非ご一緒に
揺らぐ視界はとても白い
火照った体に冷えた手を
どっちの熱か分からなくなる
多分これは片思い

少しそこで止まってて
勘違い少女
気付かれたらバットエンド
走って走って乾いた瞳
嫉妬なんてしてない
踵を踏んだ上靴
星空デイズ
追いかけて追いかけられた
その言葉は私が夢見た現実で
止まって潤んだ瞳を映す

君が綺麗に笑うものだから
素直に好きって言うの
ゼロセンチ
指切拳万、嘘ついたら
隣の席がいいのに
カーテンは便利らしい
ほら、黙って、お静かに
いつの間にか
心音が少しだけ早まった
囁きに胸を高鳴らせ




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