お着替えを見てしまった時のキャラの反応

※台本形式
※なんでも許せる人向け



桃城の場合

「おーい、名字。宿題教えて……ってうおおおお!?」
「きゃ!……も、桃城くん、その、そんなに見ないで……出てってよ…」
「え……あ!すまねぇ!!すぐ出てく!」



「まったく…びっくりしたよ」
「マジで悪かったって…」
「いいよ、もう。んで、宿題教えて欲しいんだっけ?」
「そーだった、ここのページなんだけどさ」
「あー、そこ多分テストに出るよ。先生が授業中に解説してたのメモとってたから、それおしえるね」
「サンキュな!助かるぜ」
「えーと、ここのところが……」
「……(名字の奴、着痩せするんだな…意外とこう、胸のあたりが…)」
「…ねぇ、聞いてる?」
「わ、わりぃ!ちょっとぼーっとしてて」
「……ふーん」
「んで、ここがどうしたら解けるんだ?」
「だからここは…」
「……いで!」
「もう、胸ばっかり見てないで集中しなさい!」
「ば、バレてたのかよ!?」
「さっきからずっとチラチラと…こっちの気が散りそう」
「あれ見て意識すんなって方が難しいと思うけどなぁ」
「…恥ずかしいんだけど」
「お前その顔…」
「なに、変って言いたいの?」
「いや、すっげー……」
「なによ」
「……かわいい」



海堂の場合

「おい、名字。明日の日直……」
「きゃ!……?あ、あの、海堂くん…」
「…………」
「海堂くん!?返事して!大丈夫!?」
「名字、おまえ、なんで、下着……うわぁあああ!!!!」
「全力で走ってったな…」

翌日

「海堂くん、今日一緒に日直当番だよね?」
「……おう」
「あのぉ、昨日のこと別に気にしてないから、せめてこっち向いて話してくれないかな?」
「……ふしゅぅぅ」
「ほら、社会の授業の準備もあるし、資料室行こ?」
「……」
「(一応ついてきてくれるんだ…)」


「さて、今日使う資料はあの棚の上のやつか」
「お前には届かねぇ。俺が取る」
「うん、ありがとう」
「…よし、こいつだな」
「それだよ…って、危ない!」
「!」
「いたた…海堂くんだいじょ……」
「…俺は大丈夫だ(なんか、柔けぇものが…)」
「……か、海堂くん……」
「こんな柔けぇの、資料にあったか…?」
「それ、私の……」
「!!!?」
「い、今のは事故だから、仕方ないよ!」
「…ふしゅぅぅ……昨日といい、さっきのことも本当にすまねぇ…」
「ううん、いいよ、全然」
「俺も充分に悪いが、お前もそんなに気安く許すんじゃねぇ!」
「え、でも」
「自分の大事な嫁入り前の体だぞ!その辺の男に触られていいもんじゃねぇんだよ!」
「でも!わたし……」
「なんだ」
「海堂くんのこと……好きだから…触られても、いいよ?」
「なっ…!名字、おまえ……!」
「海堂くんは、どうなの?」
「……今度から、お前に触れていいのは俺だけにしろ」
「ふふ、不器用だね」



不二の場合

「名字、ちょっと聞きたいことが…」
「あ、不二くん!?(着替えてるのに驚かない!?……そっか、不二くん目を瞑ってるから見えてないのかも…)」
「……」
「ちょっと待っててね(じゃぁ脱いでも大丈夫かな)」
「わかったよ」
「お待たせ。それで、なに?」
「その前に僕からひとつ忠告」
「?」
「女の子がそんなに気安く男の前で肌を見せたら……どうなるか分かってやったのかい?」
「え!?不二くん見えてたの!?」
「…見えてないと思ってたのかい?」
「だっていっつも目を瞑ってるし」
「あれは微笑んでるだけだよ」
「見えてたの……!じゃぁさっきのも」
「うん、スリーサイズ全部分かったよ」
「ちょっと、忘れて!!」
「覚えておくよ。僕の前でそんな挑発的な格好した罰だからね」
「知らなかっただけなのに…」


大石の場合

「名字、聞きたいことが…ってうわぁあああ!!」
「わっ!びっくりした…」
「ご、ごめん!俺何も見てないから!!忘れるから!」
「(あんな真面目でゆったりしてる大石くんがこんなに動揺するのは珍しいし、ちょっとイタズラしてみようかな)大石くん、酷い…もうお嫁に行けない…」
「!?」
「裸も同然の姿を見られちゃったんだから…」
「名字、本当にすまなかった」
「(そろそろ気にしてないって言わないと、大石くん真面目に悪いよね…)あのね、大石くん」
「だから……責任取って、もし、名字が嫌じゃなかったら、お、お嫁に、俺がもらうから!」
「え、」
「責任感で言ったわけじゃなくて、俺は、本当に名字が、いや、名前が好きだから言った…!」
「す、き?」
「結婚まで考えるのはちょっと重いかもしれないけど、それくらい君のこと、長く付き合って、大切にしたいんだ。こんな形での告白になって申し訳ないけど……君は、どうかな?」
「ええと……不束者ですがよろしくお願いします」



菊丸の場合

「名字ー!一緒に帰ろ……」
「きゃ!菊丸くん!?」
「……名字」
「え、ちょっと、なんでこっち来るの!?」
「ほい、上着」
「あ、ありがとう…」
「ダメだよ、こんな鍵のかかってない部屋で着替えなんてしちゃ」
「うん…ごめんなさい」
「もしこんなところ他の男に見られてたら…」
「…!?」
「こんな風に、壁ドンされて襲われちゃうかもよ」
「ちょっと、菊丸くん近い、近い!」
「無防備なとこも可愛いけど、抜けすぎてると誰かに食べられちゃうよ」
「その誰かが菊丸くんになりそうなんだけど…」
「いや?」
「や、じゃない……」
「ふふーん、知ってた」
「もう、なんで聞くの」
「安心感欲しさにね。あ、ついでに…」
「…ふふ、くすぐったいって」
「ほい。俺の印って、付けておいたから」
「え、あ!ちょっと!」
「大丈夫、大丈夫。ギリ見えない所にしといたから!」
「全然よくない!」


手塚の場合

「名字、聞きたいことが…」
「きゃ!手塚くん!?」
「…すまなかった」
「いや、気にしないで、鍵をかけてなかった私も悪かったし(流石手塚くん。着替えを見ても動じないとは…でも、それだけ魅力がないってことかなちょっと悲しいかも…)」



「手塚くん、お待たせ。着替え終わったよ」
「ああ、構わない。それで、この風紀委員の資料についてだが…」
「手塚くん、これ風紀委員の資料じゃないよ?」
「…すまない」
「(あれ、意外と動揺してる…?)」

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