起きてください!ひっとまん!


※台詞のみです。


暗殺チームを起こすことになったらどうなるかを考えてみました。(ギアッチョ以外)
全員パッショーネ荘2号館に住んでます。


プロシュートの場合

「お邪魔します(プロシュートはもう起きてそうだなぁ…なんでかは言わないけど…)」
「……」
「あら意外、寝てる。プロシュート、起きて」
「……」
「眉間にシワ寄せても美しい顔ってどういうことですか兄貴ィ…」
「……」
「そうだ、普段滅多に写真撮らせてもらえないし、今のうちに…」
「おい」
「ひぃ〜!」
「何してんだテメー」
「いやだなぁ、こうすれば兄貴が起きるかなぁなんて…ギャァアァア!グレフルだけは!グレフルだけはご勘弁をッ!」
「違ぇ」
「え?(いつの間にかプロシュートの腕の中に…なんで!?)」
カシャ
「こうして2人でならいつでも撮ってやる」
「アッ兄貴ィィイ!!!」
(しかしどう見返してもその写真は2人でベットで抱き合っていて事後に見えたため泣く泣く消去した)

寝起きでも兄貴対応。寝起きの機嫌は悪いが結局兄貴。



リゾットの場合

「お邪魔します(リゾットは口数が少ないだけでまともだから大丈夫よね)」
「…くー…くー…」
「子供みたいな寝息…案外可愛いとこあるんだなぁ」
「リゾット、起きて」
「…?……誰だ?」
「え、ああ、私よなまえ」
「……?」
「随分と寝ぼけているみたいね…コーヒーでも飲む?」
「……寒い」
「わっ!重い!抱きつくと言うよりも覆いかぶさってるよリゾット!」
「お前は…温かい…」
「生きてるからね。あと重いから退いてー!」
「……くー」
「嘘だろリーダー、立ったまま…寝てやがる…」


起きるのは早いけど滅茶苦茶寝ぼけが激しそう。リゾットの天然ぶりがよく爆発する。


ホルマジオの場合

「お邪魔しま」
「ぐぉー、がぁー」
「うるさっ!ホルマジオ昨日飲みすぎたのな…?」
「がぁー」
「さっさと起こそう…ホルマジオー!起きて!」
「ぐぅー…」
「全く起きる気配すらない…これは体を揺すらないと無理そうだな。ホールーマージーオー!」
「…ぐぅー」
「……ダメだ全然起きない…そう言えばホルマジオ朝に顔合わせたことないし、朝弱いのかな」
「……」
「……ホルマジオ、実は起きてるよね?」
「……」
「ちょっと、いい加減何か言ってくれないと寂しいんだけど」
「…しょ〜がねぇなぁ〜」
「もう、やっぱり起きてたじゃん。おはよう」
「おう。ったく、俺の寝顔を堪能するかどうか観察してたのによ。つまんねぇの」
「目を瞑っていても起きてる時点で本物の寝顔じゃあないんだから見てても面白くないの。さっさと身支度してね」
「お前のそういうところ、俺好きだわ」


ホルマジオは職業病的な感じで少しでも誰かの気配を察知すると寝たフリして起きてそう。
意外と敏感なので寝る時はちゃんと鍵を施錠したりしてぐっすり寝れるようにする。


イルーゾォの場合

「お邪魔します(絶対鏡の中だ)」
「……」
「やっぱり居ないな。どうしよ、私鏡の中入れないし…って入れる!?」
「……」
「いつもだったら『許可するぅぅう!!』って言ってもらえないと入れないのに…まぁいいか。イルーゾォ、起き」
「かかったな」
「え」
「ここは俺とお前だけの鏡の中の世界だ。誰にも邪魔は出来ない」
「…え、イルーゾォさん?何を…」
「そして、この場所に2人ですることなどひとつではないか?」
「…!」
「シーツを引き直すから手伝え」
「へ?」
「なんだ、それ以外になにがあると……!」
「イルーゾォ、こういうことは乙女心を弄ぶってことになるだろうから、気をつけようね」
「お、俺に指図することは許可しないぃ!」

イルーゾォって天然っぽいので寝ぼけてうっかり鏡の中に誰か入れちゃいそう。



メローネの場合

「帰ろう(お邪魔します)」
「おやおや随分と用心されているようだ」
「そりゃぁメローネは何度か未遂事件の前科あるし…って起きてるじゃん」
「あっあー、俺はショートスリーパーなんだ。夜這いするならもっといいタイミングがあ」
「身支度してね、じゃぁ」
「おっとバンビちゃん、待ってくれ。おはようのキ」
バタン

ーーー後日、シエスタの時間

「で、その時リゾットが…」
「……」
「…?メローネ?」
「すー…すー…」
「(唐突に寝ちゃった…肩に寄りかかられてるけどめっちゃ重いわ。でもいい香り…なんの香水だろう)」
「……」
「黙ってればやっぱりイケメンなんだなメローネって」
「……」
「なんか変にドキドキしてきた…メローネの癖にナマイキ」
「あぁ〜、確かに、なまえの心音がはやくなっている…かわいいなぁ、そのまま食べちゃいたいく」
「やっぱりコイツはダメだ」


メローネはあんまり寝てなさそうなイメージ。
でも逆にロングスリーパー寝起き低血圧の不機嫌メローネも良し。


ペッシの場合

「ペッシペッシペッシよぉ〜、おはよぉ〜」
「…ぐー…ぐー」
「ペッシペッシペッシよぉ〜起きろぉ〜(初めて見た時は何だこのパイナップルって思ったけどペッシも見慣れてくると可愛いもんだよね)」
「んー?…ぐー…」
「ペッシ猫の抱き枕なんて抱いて寝てる。あざとい」
「…?なまえ?」
「お、起きた。おはようペッシ」
「おはよう…じゃあなくて!なんで俺の部屋になまえがいるんだ!?もしかして、俺達一線を超えちまったのか!?」
「いや違」
「あっ、兄貴ィ!俺、ついにやったよ!卒業したんだ!」
「だから卒業してな」
「あ!もし子供が出来てもちゃんと責任とってやるから安心しろよな!」
「そこは偉いねペッシ!でも誤解!」

ベタな寝ぼけ方しそう。寝方が赤ちゃん。抱き枕は兄貴がくれたヤツ。



オマケ

ソルベとジェラート

「……お邪魔します」
(ソルベとジェラートが幸せそうに2人で寝ているところを目撃)
「……お邪魔しました」

知ってた。

人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -