「夕焼け空は嫌いでしたが、今は一番好きです。あの人と共に見ている気がして」

 ハザクラ(チェリム♂)
 24歳
 190p
 一人称:俺
 二人称:あなた、君

色違いや特異体質、海の民を保護する団体に所属している。
とても大柄で笑みを浮かべない限り近寄りがたい雰囲気を醸し出しているため誤解を受けやすいが、目上の人には礼儀正しく敬語を使うなど保護団一のしっかり者である。大人っぽく見えるがわりと年相応の反応をするし、楽しい時は思いっきり楽しむタイプ。血の繋がりはないがキタは兄のような存在。
生まれつき夜や暗い場所では一時的に視力を失ってしまう。日中や明かりさえあれば目が見える。不便な体質だが私生活に支障がないくらいには見えなくても苦に感じなくなった。幼少期は夜を連れてくる夕焼け空が大嫌いだったが、身寄りのなかったキタと自分を引き取ってくれた人が夕暮れ空の素晴らしさを教えてくれてから好きになった。キタと共に保護団を設立したのは、引き取ってくれた人を理不尽な理由で亡くしたから。
保護団を設立した当初はキタと二人なのもあって弱小団体だと馬鹿にされたのもあり、少しでも自分達を大きく見せようと背中に桜の刺青を入れたが力の入れ所を見事に間違えてしまった。今では立派な黒歴史である。


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■関係

■他所

●大切な人//胡零 Nさん宅 語部さん
桜が吹雪く春の季節に出会った。ハザクラが視力を失う夜の時間帯、桜のにおいに誘われて向かった先にいたのが語部さんだった。桜だと思いじっと見つめるハザクラと、まさか目が見えていないのだと思わない語部さんの奇妙な無言の時間があったが、語部さんがいると分かったハザクラがお花見の話を語部さんにしたことで夜ハザクラが視力を失う時間帯に自然と同じ場所で落ち合うようになった。だがひょんなことで街中で同じ桜のにおいに惹かれたハザクラがにおいの先を辿って語部さんを見つけ出してしまう。桜の化身は実は人だった。嬉しい時は耳が動き尻尾が揺れる語部さんが可愛くてたまらない。恥ずかしがり屋でどうしても照れが勝ってしまう二人だったが、想いを伝え合ってからは照れより愛しさが勝ったハザクラが語部さんにグイグイ迫っている…が、攻められると途端に弱り酷いときは失神する。
「桜の化身…そう言っていた頃がなんだか懐かしいですね。夏が来てしまえばあなたが消えてしまうと思うと怖くなって…・カレンダーを捲るのが怖かったんです。今ではあなたと一緒に捲ることが出来る。これを幸せと言うんですね」




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