「その内ひょっこり戻ってくる気がしてるんだ…笑えるだろ」

 トシツキ(ダダリン♂寄り)
 27歳
 170p
 一人称:俺
 二人称:あんた、お前

ネンゲツと船旅をしている青年。元海の住民である。
海賊業をして生計を立てており、ネンゲツが深海から探してくる目利きの品の善し悪しを見定めるのがトシツキの仕事。船のメンテナンスも請け負っている。容姿端麗だが我が強く血の気の多いがさつな男。
生まれ故郷の海を自分の意思で出たことにより呪いを左目に受け失明してしまった。左目のみで呪いが止まるのか、はたまた右目も失明するのか定かではなく誰にも分からない。だが呪いに呑まれることを恐れず、いつ失明しても平気なように目を閉じて生活する時間を度々設けるようにしている。
深海で姿を持たずに生誕し、暗い深海を彷徨い続け10年間誰にも認知されないまま生きてきた。ひょんなことで深海の底で藻のバケモノに出会い、生きていくのに十分すぎる力を分け与えてもらったお礼として"美朱"という名前を贈り、地上に広まった美朱の悪い噂を霧散させることを彼女に誓った。地上に出るまでの時間ネンゲツを練習相手にして語り部としての腕を磨き、晴れて地上に出た後は酒場を拠点として酒飲み達に美朱の話を酒のつまみとして話聞かせている。
地上に出てきて間もない頃地上に住むとある男と知り合い惹かれ合った過去があるのだが、その男が暗殺業を生業としトシツキが航海に出ている最中に命を落としてしまった。地上に戻ってきて暫く経ってから男の死を知ったが実感が湧かず、男の墓を前にしても現実を受け止めきれずいつかひょっこりと戻ってくるのではないかと思えて仕方が無くて、男と初めて会った時のように小遣い稼ぎ目的で女装し度々ホテル街に顔を出すようになった。
売り物にならなかったガラクタを加工して孤児院の子供に贈るのが密かな趣味になっている。子供好きだが馬鹿にされるのが目に見えているためネンゲツなどには秘密。孤児院で可愛がっていたヤオトメに懐かれている。

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■関係
●幸せにしたい奴//胡零さん宅 クロッカスさん




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