「自分の身は自分で守ってください。私は私の守るべき人に尽くします」 音無(グラエナ♂) 19歳 172p 一人称:私 二人称:あなた |
●暗殺者時代 以前はタタラ一味に属していた元暗殺者。今では綺麗さっぱり足を洗っている。 脱退後も踊り子を続けたいという想いが強く、誰もいない広場で踊っていたところをカグラメから見つかり酒場『shamshīr』の踊り子として働かないかと誘いを受けたことがきっかけで、以来酒場の看板踊り子として踊ることとなった。 暗殺者時代とは違い今ではきちんと話すようになったものの、警戒心がとても強く信頼できると思った相手にしか口を開かない。踊る場を設けてくれたカグラメに対しても未だ口を利かず、その他の仲間に対してもどこか他人行儀。しかし色違いのヒメユリや海の民であるウルシノが狩人の二人から襲われた時には、店内に飾られている剣を手に取り現役時代のような動きで仲間を守ろうとする。素直になれないだけなのかもしれない。 今では大切な人と共に暮らしている。 - - - - - - - - - - ●大切な人//泪さん宅 熊汰さん 暗殺の仕事中にばたりと出会い、孤児院の院長でもあるこの人がなぜ…?と強く興味を抱くようになる。探る目的で孤児院に通い始めるが、子供と戯れる姿や自分に向けられる優しい表情にだんだんと心が揺れるように…「子供達が安心して暮らせるように」という熊汰さんの悪人退治の理由を知ると同時に、寂しげな表情に強く心が動かされて自然と声が出てしまった。暗殺者である自分に「俺の側で生きてほしい」と言ってくれたかけがえのない人で、音無も熊汰さんの側で熊汰さんのために生きていくと決断する。タタラと決別するときに「おとなし→ねむ」への名前が変わり、音無(ねむ)として熊汰さんと生きていくことに…マスクも必要なくなった。 「熊汰さん…あなたが私の生きる希望です。あなたの側で、あなたが守りたいものを共に守っていきたい…これからはこの力を、あなたと子供達のために使いたい」 - - - - - - - - - - |