音無×奏
▼音無×奏<<支部にて
「…………音無くん」
「ん?どうかしたか?ゆり」
「……あのね、どうしたもこうしたも……その状況は、どこをどうしたらそうなるのかしら?」
「その状況?」
(音無と、音無の膝の上に乗った奏が同時に首を傾げる)
「……もういいわ。聞いた私が馬鹿だった」
「……?」
「?」
「……昼食を食べてくるわ。野田くんが来たら、話は食堂で、って伝えといてくれるかしら?」
「あぁ、わかった。……奏もわかったか?」
(コクリ)
「……はは、そっか。よしよし」
「…………」
(これが俗に言うバカップルなのかしら……頭が痛いわ)