あくと×服部
▼あくと×はっとり/いちばんうしろの大魔王>>相合い傘
「――――――な、何だこれは……っ! 一体誰が――!」
「おはよう、服部さん。どうかした?」
「!!? さっ、さいあくと!?」
「うん? ……って、ど、どうしたの服部さん。突然黒板なんかにへばり付いて……」
「お、お前には関係ないっ! いいからさっさと席に――」
「愛合い傘?」
「!?」
「……へぇ。服部絢子、さいあくと。なるほどね」
「こ、これはだなぁ!?」
「はは、わかってるよ。俺のせいでゴメンね。先生が来る前に消そっか」
「…………あ。あぁ……」
(おかしいな、私は)
(消すと言われて、何故だか少し、ガッカリしている……)
「……それにこういうものは、こっそり、それこそ屋上とかに書いておくべきだよね」
「は?」
「あ、よかったら後で書く?」
「だ、」
「誰が書くか―――――――!!!!!」