心愛と信愛 | ナノ

絶望


福富くんの自転車は大きく私には乗りにくい…。
でも、勝つために…必死に自転車を漕いだ。
真護の元に帰るため…!

ゴールの総北高校についた…。
私が勝ったんだ…!

喜びにふけるなか
「お…お前ぇ、由香じゃあねーか!」
「あ…迅!」
私の後ろには田所迅がいた。
幼馴染みで大親友だ…。
「久しぶりじゃねーか!」
「うん!それより、真護知らない?」
早く真護に会いたい…。

「あー…金城ならお前ぇが来た方向へ自転車で…」
「ぇ…!?」

その時、嫌な感じがした。
迅は練習があるため部室に戻った。

10分後に新開くんが総北高校に着いた。
負けたのに彼は嬉しそうだ。
「これで、もう私は新開くんから解放される」
彼は声を上げて笑い出した。
「何が可笑しいの…?」
「なぁ…これやるよ…。」
袋を渡される…。
「…!!!!!」







袋の中には血まみれの
見慣れたサングラスがあった…。


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