心愛と信愛 | ナノ

また始まるのかな…?


「ん…。」
私は目を覚ました。
ベットの上だった。

昨日の事が頭から離れない…。
彼が…新開隼人が、私を犯した事が…。
「ああ、私は、彼に…。」
私はベットにうずくまり涙を流す。

「…!」
ベットの上には着替えが置いてあった…。
裸だった私は置いてあった服に着替える。

どうやら、彼は居ないようだった。
その上、私を繋ぐ鎖は付いていない。
今なら逃げることが出来るかもしれない…。

「真護…。待ってて…。必ずそっちに行くから…。」
私は部屋を出る。

腰が痛む…。
彼に散々犯された証だ…。

私は玄関の前に来た。
「何これ…。」
玄関には外側からも内側からも鍵が掛かっており
外に出ることが出来ない…。
したかなく、窓の方を隅々まで探す。
しかし、全ての窓に柵が着いており、出ることが出来ない。
「そんな…。」

いや、まだ諦めちゃダメだ!
電話を探す。
柵を取り外せるような物を探す。
でも、どれも叶わない…。

私は鋸で柵を切り落とそうとする
そんな、私の後ろから声がした。
「何をしてるんだ?由香。」
「あ、ぁぁ…」
彼が学校から帰ってきた…。


あぁ、また始まるのかな…?



人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -