心愛と信愛 | ナノ

辛くないの…?


私は迅のお母さんに連れられ…
いや、強制的に田所家の一室に連れて来られた。
「あの…お母さん…?」
「迅とは、仲良くやってるみたいね♪」
ニコッと笑う迅のお母さん
「ところで、葵ちゃん。」
「はい、何ですか?」
迅のお母さんは少しうつ向いてから
「女の子なのに、男として生きるの辛くないの?」
唐突の質問だった。
でも答えは決まっている。
「はい、辛くないです。
物心ついた時から男として生きていたので…」

すると、私を見つめて
「恋とかしたことないの?」
当たり前だった。
というより、何が恋なのか…?
女であって男である私には
分からないものである。
恋か…知らない間にしてたりしてな…。
「ええ、勿論です。」

迅のお母さんは私を抱き締める。
「えっ…お母さん…?」
迅のお母さんの目は好奇心で溢れていた。
「なら、今日1日女の子として生きてみなさい!」
「ええー!!!!!!」

そして…
私は迅のお母さんに服を脱がされ
可愛い服を着せられた…。
サイズはピッタリ、
まるで、前々から用意されてたかのように…。


「よしっ!可愛いわ♪」
スカートにヒールのある靴…。
そう、そこらへんの女の子と変わらない服…。



今日の1日女の子体験する羽目になった…。


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