心愛と信愛 | ナノ

パンを買いに…


休日。今日は部活も休みだ♪
私は、パン屋にパンを買いに行った。
「こんにちはー」
「いらっしゃ…お!?葵じゃねーか!」
迅のパン屋にパンを買いに来たのだ。
「前、パン買いにいくよてっ言ったろ♪」
店からは焼きたてのパンのいい臭いがする。
「お…そうだったな」
迅は完璧忘れているみたいだ…。
「うーん…。どれも美味そうなんだよな…。」
どれも美味しそうで何にしようか迷う。
「迷ってんのか?」
「ああ、全部選びたい位だよ」

迷っていると厨房から人が出てきた
「あら、葵さん所のお嬢ちゃんじゃないの〜♪」
「…!!!!!!」
奥から出てきたのは迅のお母さんだった。
それより…お嬢ちゃんてっ…!
「え…!?お嬢ちゃん?」
迅がポカンとした顔をしている。
「ちっ…違いますよ…!俺は彩乃の兄の葵ですよ…。」
すると、迅のお母さんは驚いてから
「あら、お兄ちゃんのほうね〜♪ごめんなさいねー」
「葵と彩乃、顔そっくりだもんな〜!」
「あははは…。」
危なかった…。
「でも、ほんと葵ちゃん、可愛い顔してるわね〜♪」
迅のお母さんは私を誉める…。

実は…、
迅の家と私の家は昔から結構仲が良く、
私の母親と迅の母親は幼なじみの大親友である。

なので
迅のお母さんは私が女だと知っている…。
迅は気づいて無いけど…。








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