心愛と信愛 | ナノ

ルート2 話さない


「ごめん…真波くんやっぱり話せないよ…。」
真波くんは悲しそうに俯くがまた笑顔に戻り。
「そっか…なら仕方ないよ♪
それより今は体を休める事が大事だよ。」

バアアアンーー!

勢い良く開けられた扉の方を向くと東堂さんがいた。
「由香、大丈夫か?栄養失調だそうだ。」
「こちらこそご迷惑をおかけしました。」
東堂さんは優しく笑みを浮かべると私をお姫さま抱っこをした。慌てる私を他所に足を進める。
「さぁ、一緒に食事をするぞ!フクが待ってるからな」
「東堂さん、俺も一緒に行きますね。
もー俺お腹ペコペコで♪」
「フクは由香と二人きりで食事がしたいそうだ。」
「え?…てっ事は東堂さんも居ないてっ事ですか?」
私は体が強張る。
「俺は真波と食事しとくさ」
「ならっ!皆で食べましょうよ♪」
真波くんが東堂さんの前に出る。
「何故そうなる?フクと二人きりは嫌なのか?」
「あっ…いえ…。そんなことは…。」
満足気に笑うと東堂さんは足を進める。
「そうと決まれば行くぞ!わははっ!」
「由香…。」

扉を出ると近くの兵士を手で呼び寄せ
「どうかなさいましたか?東堂様。」
「真波を捕まえろ。裏切り者だ。」
「はっ!」
「え?東堂さん何言って…
やっ!下ろして!離してっ!」
しかし女の上に栄養をまともに取っていない体
太刀打ちなど出来なかった。
「着いたぞ由香!我らが王様だ。」
「……どうして……?ここにいるの?」
そこにいたのは福富様ではなく…ーだった。
「やっとだ…やっとお前とこうして話せる。」
近づくー。私は逃げようとするが東堂さんに阻まれる。
「やめてー!近づくかないで…。」
「由香はこれから俺の世界で生きるんだ」
腕を捕まれたが怖くなって振り払う。
「由香…。正気か?」
「私は正気よ!早く私を元の世界に返して!」
ーは溜め息をついて東堂さんの方を見やる。
「東堂。由香には仕置きが必要みたいだ。」
「いいのか?お前…好きなんじゃなのか?」
「構わない。連れていけ。」
「ありがたい、ーは最高だな!」
東堂さんは私を抱え上げると私の声を全て無視して部屋に連れて行く。

布団の上に投げ捨てるように乗せられる。
「待って…東堂さん!間違ってる。」
「どうしたのだ?ーはいいてっ言ったんだ。
構わんだろう?」
服を脱がされ産まれたままの姿を晒す。
東堂さんはベッドの近くのボトルを口に含み口付けた。
温かい液体が東堂さんの口を通って入ってくる。
「ふぁ…あっ、ん…。やぁ!!」
「暴れるでない。」
私は激しく抵抗した為に液体が胸元にこぼれ落ちる。
「これは…お酒…?」
「あーあ、零れてしまっただろう?勿体無い。」
「ひぁあ!」
東堂さんは私の首もとに顔を寄せて丁寧に舐める。
東堂さんは私の全てを知り尽くしているように
敏感な所を舐めていく。
まるで私の全てを知られてしまっているようだ。
「東堂さっ…やめ!うっあぁ…んっ!」
「どうした?嬉しいのか?」
「違っ…!ひぁあん!!」
東堂さんは私の秘部を舐める。
「可笑しいな。ここには零れてはいないのだがな。
それに、これは酒ではない…甘いな。」
「ああ、つぅ…ん、あ、ああ。」
「どれだけ舐めても溢れてくるではないか」
私は東堂さんの頭を押さえるもビクともしない。
「やぁ…こんなっ…っん…ああああ!」
東堂さんは満足そうな笑みを浮かべる。
「やっー!お願いっ…私っ駄目なの…!」
私は悔しいとか辛いとか恥ずかしいとかよく分からない感情が押し寄せ涙が止まらない。
「安心しろ由香は俺が守る。
それに怖い思いは絶対にさせない。」
「嘘…!」
「嘘は言わないさ…
でも今だけは耐えてくれ。
他の男なんて全て忘れさせてやるから。」
東堂さんは私を自身で貫く。
張り裂けるような痛みが私を襲い布団を握りしめる。
「由香辛いか?」
「と、東堂…さんっ!やぁぁ!…あん、ああ、いやぁ」
私は込み上げてくる苦しさの余りまともに話せない。
「そうか…悪かった…。今楽にしてやる。」
東堂さんは規律を早め私はその規律と同時に喘ぐしかなかった。
「やっ!あ、あ、あ、あんっ!ああ、やぁ…んっぁ!」
「由香!俺はお前に初めて会ったあの日から
好きなんだ!運命だと悟ったよ!」
「なっ…何言って…んっ!」
東堂さんは驚いた顔をする
「覚えていないのか?
フクに紹介されて会ったあの日を…
メイド服に身を包んだ可愛らしいお前を!」
倒れそうになったときに支えてくれたのが初めてではない…?どうして…どういうこと…?
私の中で疑問が溢れる。
「私は、知らないっ!」
「それは…残念だ…。だが、またこうして会えたのだ!
喜べ!俺とお前はこれから家族になるのだ…!くっ!」
私の中に彼のナニかが流れ込んで来るのがわかる。
私は東堂さんの胸元を叩く
「やっ!嫌っ!早く抜いてよぉ…!」
涙ながらに訴えるももう彼の子種は私を満たす。
「これからは俺がお前を守る。
たとえーが相手でもな。」
東堂さんは私を優しく抱き寄せた。

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