心愛と信愛 | ナノ

ルート2 真波くんを盾にする。


私は真波くんの後ろに隠れた。

ドオオオオオン!!!

真波くんが音と共に倒れた。
ただ静かに…そっと…。
「真波くん!」
「由香、俺は大丈夫だから、それより逃げて」
「でも、真波くんが…。」
「俺は大丈夫♪一分もしたら元に戻ってるからさ」
「うん、分かったよ!」
「行っておいで。」
私は急いで王国の方に向かった。

門前で二人の門番がいた。
大きな体をした二人。
熊を連想させるような大男が口を開いた。
「ここを通るのか?」
「はい、真波くん言われて」
すると猪のような大男が口を開いた。
「真波が?」
「はい。」
「だかな、ここは王さまがドレスに着替えねぇといれんなてっ言われてっからよぉ…。」
「なら仕立て屋を教えて下さい!」
とはいえ、私にはお金がない。
男はため息を着いた。
「どちらにせよ、無理なもんは無理だ。帰りな。」
私は俯き考えた。



ルート1 無理維持に通る。
ルート2 頼み込む。
貴女はどっち?

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