心愛と信愛 | ナノ

童話の中では…?(新箱学6人)


とあるファミレスにて
私達箱学メンバーは童話の話題で盛り上がっていた。
葦木場はパンケーキを食べながら話す。
「ねぇねぇ由香ちゃんは何の童話が好きなの?」
「私は美女と野獣です♪」
泉田が口を開く。
「野獣と言えば銅橋じゃないか?」
「由香!愛のキスでオレを元の姿にしてくれ!」
「いや…銅橋…キスをしても元は変わらねぇぞ…。」
「いや、黒田さん。やってみないと分からない事もあるかも知れないですよ?」
「おいおい…。嘘だろ…?」
銅橋は由香に近付く
「私は今のままの銅橋くんがいいかな♪」
「よし!分かった!
由香がそう言うなら仕方ねぇな。」
銅橋は直ぐ様止める。

「泉田さんは何の役になりたいんですか?」
真波が泉田に話を振る。
「僕かい?僕はターザンだね!
僕の筋肉達も出演出来るからね♪」
「おいおい…。」
黒田は半分呆れていた。

「ヘェ…。そうなんですかー♪」
「そういう真波は何がいいんだ?」
「僕は村人A位で良いですよー♪楽そうだし。」
「ま…真波らしい答えだな…。」

「なぁ葦木場は?」
黒田に聞かれた葦木場は考える素振りをしてから
「ヘンゼルとグレーテルかな?
森の中で迷ってみたいし、お菓子の家食べたいなー」
「お前なら近所でも迷えるよ…。」
「えー、俺は道に迷わない自信しかない!」
「その自信今直ぐゴミ箱捨ててこい…。
それに、最後どうなるか分かってるのか?」
「え?魔女の養子になるんでしょ?雪ちゃん?」
「違うぞ…。葦木場。」
「え?そうなの?」

「ねぇ、ユートは?」
悠人はお面を上げて
「僕ですか?僕は少女役なら何でもいいです。」
「「「「「…。」」」」」
男5人は沈黙した。
由香はニコニコしながら
「悠人くんなら似合うよ♪」
「ほんとですか?花佐部先輩。」
「うん!とっても可愛いよ♪」
「そう言ってくれると嬉しいですね」

「雪ちゃんは?」
「俺は…何でも良いぞ…?」
「ユキは何でも似合いそうだからな。」
「なら、強いていうなら何ですか?」
「あー…強いてなら…」
黒田が言おうとしたとき
「なら、アナユキのエルザでいいんじゃないですかね」
「おい、真波。
まず女役だし、雪しか繋がってないだろ…。」
「あはは♪バレました?」
「バレバレだ…。」

そんな感じで7人はワイワイと話をしたのであった。




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