心愛と信愛 | ナノ

略奪(悠斗が隼人の嫁を…裏です。)


私は隼人と結婚して幸せな新婚生活を送っていた。
そんなある日のことだった。
隼人は仕事に出て私は家の家事をする。

ピンポーン
玄関のチャイムが音を立てる。
「…?こんな朝から誰だろ…?」
ドアを開けるとそこには悠斗くんがいた。
悠斗くんは隼人の弟で今は大学院生である。

「おはよう、悠斗くん今日はどうしたの?」
「兄さんいますか?」
「ごめんなさい、今日は仕事に出てるの」
「そうなんですか…。」
彼は不敵な笑みを浮かべる。
「…?悠斗くん?」
「あ!いえ、美味しいケーキ屋さんが近所に出来たので一緒に食べようかと…。」
「ごめんね…」
「いや、良いんですよ。あ!そうだ♪
由香さんだけでも一緒に食べましょう!」
「でも…隼人が…」
「ねっ?」
せっかく買ってきてくれたのだからに断れない。
隼人には悪いけど先に食べることにした。

悠斗くんを家に上がらせお茶の用意をしようとしたとき
悠斗くんは私を引き留めた。
「由香さんは座ってて僕が用意しますよ♪」
「そこまで悪いよ」
「まぁまぁそう言わずに♪」
悠斗くんは私の手を引っ張りソファーに座らせる。
「なら、お言葉に甘えて
ありがとう、悠斗くん。」
「どういたしまして♪」
彼は笑みを送る。
悠斗くんは家に何度か訪れるからか
大体の家具の場所などは把握している。


「美味しい!」
「でしょ?」
私達はケーキと紅茶を堪能した。
美味しくて今からでも隼人に食べさせてあげたい位だ。

「ねぇ、由香さん。」
「ん?」
「俺の事どう思います?」
「どうてっ…隼人とは違ってしっかりした子だなてっ」
「ならさ…由香さん!」

ドサッー
「えっ…?」
何が起きたのか分からなかった。
行きなりの事に頭が追い付かなかったのだ。
「由香さんてっ昔から綺麗ですよね…。」
悠斗くんは私をソファーに押し倒したのだ。
「悠斗くん…?どっ…どうしたの…?」
「兄さんには勿体無い位だよ」
「待って…!いやぁ!」
彼は私の両手を片手で押さえ付け
空いた手で丁寧に服を脱がす。
「ハハッ♪綺麗な肌してますね。」
「やめて…。」
「安心してください優しくしますから」
そうして彼は私から唇を奪った。
隼人にしか許していない唇を…。





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