心愛と信愛 | ナノ

気にしてるのか…?A


それから三日間部活に死にそうになりながら頑張った。
でも、相変わらず迅には勝てなかった…。

そして日曜日…。
私の家の自室…。
「んー…困った…。」
私は自室の前で悩んでいた。
どうしてだろう、自転車に乗るのだから
いつものインナーにジャージでいいのに
何故か嫌だ…。
休みの日だからか…?

ガチャ…
「お姉ちゃん♪」
部屋からロングヘアーの私と瓜二つな少女が入ってきた。
「彩乃…」
彼女は彩乃、私の妹で年は12歳。彼女は私とは違って女として生きている。
「どーしたの?彼氏とデート?」
「馬鹿、私は女じゃ無い男だ。」
そう、私は男として生きているが、
だからといって、女と付き合うのは変だろ…。
私は彩乃のおでこを指でつついた。

「今日は友達と自転車に乗りにな♪」
すると、彩乃は少し考えて
「あ!その友達てっ金城てっ人?」
「な…何故分かった?」
彩乃はニヤリと笑って見せて
「だって、お姉ちゃん何時も、その人の事話してるよ♪」
何時も彩乃に(学校どうだった?)と聞かれるのであった出来事を話してただけだったが、
まさか…金城の事が一番多いとは…。
「彩乃、服どうしたらいい?」
「それならね〜♪」
すると彩乃は洋服タンスからフリルのスカートを出してきた。
「これはー?お姉ちゃんが、着たら可愛いよ〜♪」
「却下。」
そんなの着れるか!
「えー!」

そして、最終的にいつものインナーにジャージになった。





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