心愛と信愛 | ナノ

悪者は僕?@(御堂筋夢)


僕は図書館へ足を運んだ。
目的はただ1つ此処で会える由香チャンや。
図書館でアルバイトしてる可愛ええ子や。
僕は君にあった日に一目惚れしてしもたんや。
だから、毎日のように此処通うてる。

あ…。
見ぃつけた。
僕のオヒメサン…。
また、背もちいこいのに
そない高い所にてを伸ばして…。
「んっ…と、届けぇ…。」
僕は彼女の持ってる本をヒョイと取り上げ
高いところにある場所に入れる。
「これでエエんか?」
「あ…御堂筋くん…。」
「いつも背ちいこいのに無理しすぎやで自分」
「大丈夫、大丈夫♪
私は背はちいこいけど
御堂筋くんよりお姉さんなんだよ。」
「それ関係あらへんやろ…。」
「あ!」
「ん?」
由香チャンは何かを思い出したかのように
ポケットから小さな紙袋を手渡した。
「今日から京都伏見一年生だね♪おめでとう!」
「おおきに…。
てっ…なんで由香チャン僕が京伏なん知ってるん」
「お姉さんは物知りなんだぞ♪」
「相変わらず理由になっとらんで…」
「お姉さんを舐めてはいけないよ〜!」
「じゃあ、何を知っとるんや由香チャン」
「自転車競技部でしょ?」
「外にある自転車見ただけやろ…」
「バレたか…。」
「バレバレや…。」
相変わらず由香チャンと話してると楽しいわ。
そういえば…今日は7時上がりやったな…。
そうや…エエ事考えたわ。

「なぁ由香チャン。」
「なぁに?」
「今日バイト終わってから暇か?」
「今日は用事が入ってるからダメだね」
「それは残念やわ」
「ごめんね」
「いや、構わへんよ」
「なら、来週の火曜日は?」
「ええよ♪」
彼女は優しいから
何処か予定を入れてくれると思ってたわ。
でも、予定通りにはいかん事もあんねんな…。

「由香!そいつから離れぇ!」
「へっ?」
いきなり現れたら男は由香チャンを抱き寄せる。
「あ!光ちゃん♪」
「なんでこないな奴と絡んどる」
「えっ…駄目なの?」
「っ〜!お前てっ奴は…。」
いきなり現れた雑魚そうなやつ…。
てか、コイツ…今日自転車で競走して負かした奴や。






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